Gettyイングランド代表主将のケインはバイエルンがチェルシーと対戦したチャンピオンズリーグ開幕節で2得点をマーク。その決定力の高さを存分に発揮した。ペナルティキックで先制点を奪うと、アリアンツ・アレーナでの3-1の圧勝を決定づけるゴールも決めてみせた。
Gettyトッテナムで無冠のシーズンを過ごしてきたケインは2023年、トロフィーを求めてドイツへ渡った。そしてミュンヘンではブンデスリーガとスーパーカップを制し、驚異的な個人成績を維持している。
32歳のこの得点王はトッテナムとイングランド代表の歴代最多得点者となっている。元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガーは、彼が北ロンドンに残留する選択をしていたなら、さらに歴史に名を刻む機会があったはずだとの見解を示している。
Getty元リヴァプールおよびイングランド代表DFキャラガーは『CBSスポーツ』で次のように語った。
「彼はサッカー史上最高のストライカーの一人だ。イングランド史上最高のストライカーだと確信している。プレミアリーグではトップクラスではないチームでそれを成し遂げた。今は海外であるバイエルン・ミュンヘンに移籍した。全ての注目が集まり、大きなプレッシャーがかかっている状況だ」
「イングランドが過去に擁したストライカーを思えば、偉大な選手はいたが、彼はアラン・シアラーよりもイングランド代表で多くのゴールを決めている。プレミアリーグに残留していれば、その記録(プレミアリーグ最多得点記録)も更新していただろう。彼の数字は桁外れだ。深く下がってボールを受け、アシストもできる。イングランド史上最高のストライカーだ」
ケインのバイエルンでの通算記録は、全大会通算102試合出場で95得点となった。イングランド代表では109試合出場で74得点を記録しており、今後もクラブと代表の両方で中心的な役割を果たし続けるだろう。
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