Grealish GuardiolaGetty Images/GOAL

「マンチェスター・シティでの低迷はペップ・グアルディオラの責任ではない」グリーリッシュの復活の理由は?

  • シティからエヴァートンへのローン移籍後、グリーリッシュはデイビッド・モイーズ監督の下で目覚ましい活躍を見せ、6試合で4アシストを記録している。30歳の彼はディフェンダーを軽々とかわし突破しているが、これはシティ時代には遠い記憶となった光景だ。しかしネヴィンは、グアルディオラ監督がシティでこのウインガーを起用した方法について、過度に非難されるべきではないと考えている。

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  • Jack Grealish Everton 2025-26Getty

    彼はBetIdeas.comにこう語った。

    「フラストレーションは溜まるが、特定のクラブとそのプレースタイルは、特定の選手には合わない。誰もが『ペップが彼にドリブル突破を許さなかっただけだ』と思っているようだが、違う。ドクにはドリブル突破が許されていた。『ジャックにはダメでドクにはOK』なんて言ってなかったんだ」

    「つまり別の要因が働いている。その一つが背後のスペースだ。マンチェスター・シティでプレーすると、常に巨大な選手ブロックに直面する。最終ライン付近ではボールを多く受けられるが、その時は単なるブロック要員だ。目の前に2、3人の選手が立ちはだかり、ボールを失えば彼らはそれを嫌う。エヴァートンでプレーする場合、ホームでもアウェイでも、常にそんな状況に直面するわけではない。ディフェンダーと1対1になる場面が頻繁にある。ジャックがマンチェスター・シティにいた頃、そんなことはほぼなかった。だから彼にはスペースの自由が与えられた。それにどう反応するかは彼次第だった。そして彼は見事に反応した。本当に素晴らしい」

  • グリーリッシュ自身、シティ在籍後期には「サッカーを以前ほど楽しめなかった」と認めているが、現在はエヴァートンでの生活に充実している。イングランド代表選手は出場機会を得られず、プレミアリーグのチームでは次第に存在感を失っていた。しかしこの調子なら、2026年ワールドカップに向けたイングランド代表復帰の可能性も十分にある。

  • Liverpool v Everton - Premier LeagueGetty Images Sport

    元アストン・ヴィラ所属の選手は、火曜日のカラバオカップでプレミアリーグ最下位のウォルヴァーハンプトンをアウェーで戦うエヴァートンでの初ゴールを狙う。その後、月曜日のリーグ戦ではホームで苦戦中のウェストハムを迎え撃つ。