キエーザか、グリーリッシュか…ナポリの2択はどちらに？

ナポリはアタランタのアデモラ・ルックマンの獲得レースから撤退。『コリエレ・デロ・スポルト』によると、ナポリはマンチェスター・シティのジャック・グリーリッシュとリヴァプールのフェデリコ・キエーザを新たなターゲットに定めたとのこと。両選手は今夏の移籍が噂されている。2021年に1億ユーロで移籍したグリーリッシュの契約は残り2年。一方のキエーザは昨夏に2028年までの長期契約を結んでいる。両選手とも出場機会が限られているため、新クラブを探す動きが加速しているところだ。

昨季プレミアリーグ最終節のフルアム戦で、ペップ・グアルディオラ監督はベンチにグリーリッシュを置いたまま、クラウディオ・エチェベリをデビューさせた。この措置はグリーリッシュがグアルディオラの計画に組み込まれていないことを示唆していた。シティは現在、彼を売却したいと考えている模様。一方のキエーザは昨夏にリヴァプールに加入したが、全大会通じて14試合で466分しか出場できず、アンフィールドを離れる準備が整っている。ケヴィン・デ・ブライネを獲得したコンテはサイドの補強を急ぎ、2人のウイングのどちらかがチームの課題解決の鍵となる可能性がある。

上記の主力選手に加え、コンテ率いるチームはRBライプツィヒのウイングであるアントニオ・ヌサに注目している模様。グリーリッシュまたはキエーザの獲得に失敗した場合、彼の獲得に動く可能性もある。

8月23日にサッスオーロとの国内リーグ開幕戦を控えるセリエAの王者のナポリは、その前に5試合の親善試合を行う予定となっている。