エヴァートンで復活のグリーリッシュがC・パレス撃破の決勝弾 「最高に嬉しい」

今夏にマンチェスター・シティからエヴァートンにレンタル加入したグリーリッシュ。それ以来、デイヴィッド・モイーズ監督のもと、全公式戦9試合に出場して、プレミアリーグではすでに4アシストをマークしており、5日に行われた第7節のクリスタル・パレス戦では90＋3分に移籍後初得点となる決勝ゴールを決めた。

グリーリッシュは試合後のクラブ公式チャンネルで「この初ゴールをホームで、ファンの前、家族の前で、しかも試合終了間際に決勝弾として決められるなんて、本当に最高だ。信じられない気分だよ」と振り返っている。

「ここ数試合はホームで引き分けが続いていたし、85分ぐらいのところで『おい、ジャック、今ゴールを決めたらどうなるかイメージしろ』って自分に言い聞かせていたんだ。アストン・ヴィラ戦、ウェストハム戦でも同じことを考えていたけど、ダメだった。でも、今日も同じことを考えていたら、ついに決まったんだよ！」

「真っ先に両親のいる場所まで走った。最高の瞬間さ。このゴールは僕を迎え入れてくれたすべてのエヴァートンサポーターに捧げる。ここに来てから、スタジアムだけでなく、街でも会うたびに温かさを感じさせてくれる。愛情を感じることほど素晴らしい気持ちなんてないよ」

グリーリッシュはまた、C・パレスについても「フェアに言っても、パレスは本当にいいチーム。彼らが強いのは分かっていたけど、前半は特にそう感じた。ハーフタイムで改善点を話して、少し攻め入ったね。途中出場の選手が素晴らしい活躍ぶりで、僕らはとにかく攻めに転じた。後半はサポーターを背中に感じられたよ。PKが決まったとき、勝者は1人しかないと感じたし、幸運にもそれが僕らだったんだ」とも語っている。

そして、トーマス・トゥヘル監督が率いるイングランド代表からの落選にも触れ、指揮官とのやりとりを明らかに。その上で「引き続き活躍し、試合に影響を与え続けるだけ」とさらなるアピールを誓った。