バルサ、36歳ペリシッチをフリーで獲得か…バイエルン時代に共闘した指揮官フリックが再会を希望？

スペイン『ムンド・デポルティーボ』によると、イヴァン・ペリシッチはバルセロナの今夏の補強の1人になると予想されている。PSVでエールディヴィジ連覇を成し遂げ、16ゴール11アシストを記録したアタッカーの現行契約は、今夏まで。それもあり、フリック監督やバルセロナ首脳陣が興味を示しているという。

ペリシッチとフリック監督は、2019-20シーズンにバイエルンで共にトレブルを達成。フリック監督はペリシッチの経験と多才さを評価しており、過渡期にあるチームを強化するため、低コストで効果的な同選手の獲得を希望しているとのこと。スポーツディレクターを務めるデコ氏も同選手を迎え入れることに熱心であると伝えられており、ペリシッチ自身もラ・リーガが自身のキャリア終盤を飾るのに相応しい舞台であるとみており、この移籍に前向きであるという。

ペリシッチは2020年にフリック監督の下でバイエルンでチャンピオンズリーグ(CL)を制し、トレブル達成に重要な役割を果たした。また、代表選手としては、2018年のワールドカップ(W杯)では準優勝、2022年には3位、2023年のネーションズリーグ(UNL)では決勝に進出した。

ペリシッチは最近、2026年ワールドカップ欧州予選でクロアチア代表としてプレーし、チェコ代表戦では68分にゴールを挙げ、5-1での勝利に貢献。代表チームでの今活動を終えた同選手は、新たなクラブ探しに集中することが期待されており、数日以内に契約を取りまとめることを望んでいるという。