マン・Uの新GK、センヌ・ラメンスのデビューはいつ？ 英メディア「適応してきている」

マンチェスター・ユナイテッドは、アストン・ヴィラのエミリアーノ・マルティネスの獲得を見送った後、夏の移籍期間終了間際にセンヌ・ラメンスの獲得に動いた。ベルギーのU-21代表選手は、期限間近に移籍を完了。彼は「夢の実現」であり、「特別な何か」の始まりだと表現した。だが、新GK加入にもかかわらず、ルベン・アモリム監督はトルコ代表のアルタイ・バユンドゥルを正ゴールキーパーとして信頼し続けている。

『BBC』によると、ラメンスはトレーニングでコーチ陣に好印象を与え、新しい環境にも順応している。すでに仮設ホテルから退去しており、スタッフはこれをイングランドでの定着プロセスにおける前向きな一歩と捉えている。

現時点で彼が何か問題を起こしたとは考えられていないが、マンチェスター・ユナイテッドは長期的な将来を見据えて彼を獲得しており、プレッシャーの高いプレミアリーグの試合にいきなり投入することに慎重な姿勢を崩していない。

ラメンスは昨シーズン、ベルギー・プロリーグで傑出した活躍を見せ、30試合に出場。7試合で無失点を達成し、リーグ最多となる173セーブを記録した。

4度のPK阻止は欧州主要10リーグで最多であり、その潜在能力をさらに裏付けた。アモリム監督は彼の能力を称賛しつつも、現時点では経験の必要性を強調している。

「プレミアリーグは別次元のリーグであり、別次元の国、異なるボールだ」

マンチェスター・ユナイテッドのサポーターは、アモリム監督がいつラメンスに初出場の機会を与えるか注目している。ブレントフォード戦とサンダーランド戦が控える中、この2試合で彼が実力を証明するチャンスを得るとの見方もある。それまではバユンドゥルが正ゴールキーパーであり、ラメンスはオールド・トラッフォードでのデビューを待つ必要があるだろう。