マンチェスター・ユナイテッドは2013年にサー・アレックス・ファーガソンが勇退して以来、10億ポンド(約1624億円)以上の移籍金を費やしており、エリック・テン・ハーグは今夏にチーム改造へと乗り出した。すでにリサンドロ・マルティネスとティレル・マラシアを合計6200万ポンド(約100億円)で獲得し、クリスティアン・エリクセンはフリーで獲得している。
夏の移籍市場の閉幕までには、さらなる資金が投入されることになりそうだ。テン・ハーグは、フレンキー・デ・ヨングとアントニーを獲得し、今季厳しいスタートを切ってしまったチームを強化したいと考えているようである。
過去9年間の散財を考えると、ユナイテッドが危機に瀕しているクラブであり続けることは驚くべきことだ。現在まで、42人の選手に10億8000万ポンド(約1753億8000万円)の資金を投じている。
そして、ファーガソン監督が獲得した選手が、最も高額な移籍金15人の中に一人も入っていないのは、近年でいかに巨額の出費が多かったかを物語っている。
さらに重要なのは、プレミアリーグのタイトルがないまま10年近くが経過し、最後にトロフィーを獲得してから5年が経過したことで、浪費していることを示すものである。
新チーフエグゼクティブ、リチャード・アーノルドは、この破滅的な市場での動きを終わらせる必要がある。ユナイテッドの最新の再起動がどうなるかは時間が経ってみないとわからないが、このリストが証明しているように、お金は成功の保証にはならないのである。




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