Getty Imagesパリ・サンヘルマンは22日のチャンピオンズリーグ第3節でレヴァークーゼンに7-2と大勝。火曜日のバイアレーナでの圧勝により、PSGは完璧なスタートを維持した。ヴィティーニャが90分に7点目を決め、ウィリアム・パチョとデジレ・ドゥエの2得点、フヴィチャ・クヴァラツヘリア、ヌーノ・メンデス、ウスマン・デンベレの得点を加えたスコアシートを締めくくった。
パリのクラブでキャリア通算109得点を記録した元ポルトガル代表パウレタは、ルイス・エンリケ監督の下で成長を遂げるこのミッドフィルダーへの称賛を隠さなかった。
「このレベルの選手を見るのは大きな喜びだ」とパウレタは『RMCスポーツ』で語った。
「世界最高のミッドフィルダーか? 彼はバルサのペドリ同様、圧倒的なレベルにいる。イニエスタを彷彿とさせるね。ヴィティーニャはボールを失わず、常に適切なポジション取りをする。ボールを扱うあらゆる技術に長け、ミスもパス失敗もない。クラブの絶対的な信頼を得ている。まさにフェノメノンだ」
Getty Images Sportパウレタの発言は、レヴァークーゼン戦でヴィティーニャが見せた圧倒的な活躍がきっかけとなった。この試合でPSGはチャンピオンズリーグの行方を自らの手に握りしめた。7-2というスコアはスタッツで見ても一方的な内容で、PSGはアウェーながら22本のシュート中8本を枠内に放ち、ボール支配率67%を記録した。
アレックス・ガルシアのPKによる2得点のみに終わったドイツ勢は、ロベルト・アンドリッチの退場により10人に減り、パリの執拗な攻撃に対処できなかった。この勝利でPSGは3試合で9ポイントを獲得し、36チーム中の首位を確固たるものにした。新フォーマット導入後、この段階で全勝を維持しているのはバイエルン・ミュンヘン、インテル、アーセナル、レアル・マドリーと、わずか5チームのみである。
25歳の彼は、PSGが2025-26シーズンを好調にスタートさせる原動力となっている。チャンピオンズリーグでは3試合すべてに先発出場し、270分の出場時間で1得点1アシストを記録。
国内リーグでも同様に印象的な活躍を見せている。リーグ・アン7試合に出場したヴィティーニャは既に1得点3アシストを記録し、チームの無敗継続に貢献。守備的MF、中央MF、攻撃的MFと複数のポジションをこなす万能性が、ルイス・エンリケ監督の戦術において不可欠な存在となっている。パウレタが指摘した自信はプレーに如実に表れており、守備陣とチームの強力な攻撃陣を結ぶ主要な要として機能している。
契約を2029年まで延長したヴィティーニャは、クラブの長期プロジェクトの要であり続ける。欧州制覇を果たしたPSGは、再び過密な国内日程に集中する。10月25日にスタッド・ブレストと対戦した後、わずか4日後にロリアンと対戦する。
その後、チャンピオンズリーグの重要な首位対決に焦点が戻る。次の欧州戦は11月5日にパルク・デ・プランスで行われるバイエルン・ミュンヘンとのホームゲームであり、決勝トーナメントのシード権争いにおいて極めて重要な一戦となる。
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