シーズン終了後にバイエルンを離れる？ケインがトッテナムに電撃復帰する可能性

今年初めに2027年まで続くハリー・ケインのバイエルンにおける契約について、今夏に有効だった6700万ポンド（約133億6000万円）の契約解除条項があることが明らかになった。ケインは結局、バイエルンに留まったため、それはもはや該当しないが、現在の報道ではこの条項が来夏に5700万ポンド（約113億7000万円）に下がると示唆されている。

『テレグラフ』によると、バイエルンの「不安」はケインが来夏にクラブを離れる可能性があるというものだ。イングランド代表の主将を務めるケインは、ミュンヘンで「非常に幸せ」だが、プレミアリーグへの復帰は除外されていない。ただ、最新の契約解除条項が有効になるためには、ケインは2026年1月末までにバイエルンに離れる意思を通知しなければならず、当面の間、彼はどこにも行かない予定だ。

報告によれば、2023年にケインをバイエルンに移籍させた一環の中で、トッテナムがケインに対する優先交渉権の協定を持っていると付け加えている。ただし、これはバイエルンがケインの売却に同意し、ストライカーがトッテナムに戻ることを望んだ場合にのみ適用される。ケインはまた、ダニエル・レヴィ会長が退任したことで、クラブが以前よりも高い給与を提供する可能性があり、プレミアリーグ得点記録も彼の視野に入っているため、古巣に戻ることを誘惑される可能性があると報じている。

今年初めにバイエルンのブンデスリーガ優勝で初のトロフィーを獲得したケインは、次なるタイトルとして特にチャンピオンズリーグでの優勝に焦点を当てていると言われている。バイエルンで103試合、98ゴールを記録するという驚異的な得点率を維持すれば、それは可能かもしれない。