ケインの次なるパートナーは？ ヴィルツを奪われたバイエルンがミランのレオンに注目か

『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ACミランはポルトガル代表FWレオンに1億3000万ユーロの移籍金を設定した。バイエルン・ミュンヘン、アーセナル、サウジアラビアの複数のクラブから強い関心を集めている中での措置だ。彼の公式リリース条項は1億7500万ユーロだが、ミランは特に2024-25シーズンの成績が振るわなかったことを受け、交渉に応じる姿勢を示している。

25歳のウイングは、昨シーズンすべての大会で50試合に出場し、ミランで12得点を挙げ、13アシストを記録。ドイツの巨人バイエルン・ミュンヘンは、レロイ・サネの契約状況に関わらず左ウイングの獲得を視野に入れており、ナンバー1ストライカーのハリー・ケインのバックアップを補強したい考え。一方、ミケル・アルテタとアーセナルの首脳陣も動向を注視している。

サウジアラビアの3大クラブであるアル・ナスル、アル・ヒラル、アル・イテハドは、ポルトガル代表の選手に強い関心を示しており、年間2500万ユーロという破格の年俸を提示する用意があると報じられている。

レオンの現在の市場価値は€7500万で、ミランの€1億3000万の要求額を大幅に下回り、€1億7500万のリリース条項を大幅に下回っている。ポルトガル代表のフォワードは2019年にミランに加入し、2028年までクラブと契約を結んでいる。

欧州サッカー、特にチャンピオンズリーグ出場を逃したミランは、重要な夏を迎えようとしている。チームの大幅な刷新が予想され、レオンはテオ・エルナンデスなどと共に移籍の噂が浮上している主要な選手の一人だ。マッシミリアーノ・アッレグリがロッソネリ（ミランの愛称）の指揮を執ることが決定した中、サン・シーロでは大きな変化が確実に迫っている。