ケインは『TNTスポーツ』のインタビューで、バイエルンの野心を明確に示した。
「我々の期待、そしてもちろん願いは常にチャンピオンズリーグ優勝だ。それを成し遂げるだけの十分な戦力、十分なメンバーを擁している。しかし周知の通り、シーズンを通して欧州の最強チームと対戦するのは困難だ」
このフォワードは、昨季インテル・ミラノに敗れた苦い準々決勝敗退を含む、バイエルンの最近の惜敗を振り返った。あの時、逃したチャンスが致命的となった。ケインは、支配力を決定的な瞬間に得点に結びつけることが唯一の道だと強調した。
「トーマス(トゥヘル)監督との初年度もあと一歩だったし、昨季のインテル戦での敗退も悔しい結果だった。2試合を通じて十分な働きはしたと思うが、決定的な瞬間にチャンスを決めきれなかった。その経験を糧に、昨季より一歩前進し、最終的に優勝を目指したい。すべては我々次第だ。長い山登りが待っている。まずは次のリーグ戦に集中し、そこでベストを尽くすことに専念するだけだ」