GOAL『GOAL 50』は過去12カ月間の世界最高の選手をファン投票で決定する年に1度のアワードだ。
2022年版では3つのカテゴリーを設定。男子、女子のカテゴリーに加え、過去のレジェンドたちへ敬意を表し、一度限りの特別な「ワールドカップ・ワンダーズ・カテゴリー」も追加されることになった。
各カテゴリーごとに選手同士の直接対決をファンが投票するというシステムを採用。計2450選手のマッチアップが実現し、最も多く票を集めた選手が『GOAL 50』2022年版の勝者となる。
『GOAL 50』2022年女子の最終順位は以下をチェック！
GOAL2022年、プテジャスは女子選手として史上初めて2年連続でバロンドールを受賞し、FIFA最優秀女子選手にも輝いた。大会前日に膝の前十字靭帯断裂の大ケガを負わなければ、スペイン代表はEUROでさらなる成功を収めていただろう。真の実力者であり、2年連続の『GOAL 50』受賞にふさわしい。
GOALUEFA女子EURO2022のチーム・オブ・ザ・トーナメントにも選出され、2022年のバロンドールにもノミネートされた24歳MF。ピッチに立つたびにファンを魅了した彼女は、クラブと代表チーム両方においてまさに現在と未来を担う存在だ。
GOAL昨年は『GOAL 50』入りを逃したが、今年のモーガンの勢いは凄まじかった。33歳という年齢にも関わらず、レギュラーシーズン17試合で15ゴール。NWSL得点王に輝き、そのクオリティを改めて証明している。
GOALアーセナルは2021-22シーズンのWSLで2位に終わったが、ミードは最多8アシストを記録。さらにWSL史上最多アシスト記録保持者となった。EURO後にも『BBC』の年間最優秀女子選手に選ばれると、2022年バロンドール投票では2位に輝いている。
GOAL2021年6月にバルセロナへ加入すると、2021-22シーズンは9ゴールを挙げ、文句なしのリーグ優勝に貢献。EUROでも2ゴール1アシストと結果を残している。しかし、スウェーデンはイングランドに0-4と完敗し、準決勝で敗退している。
GOAL2021年11月の心臓病治療から復活し、リーグ戦6ゴール14アシストでバルセロナのリーグ制覇に貢献。ノルウェー代表としても同様に見事なプレーを見せたが、EUROのグループステージ突破の夢は叶わなかった。
GOALEURO優勝メンバーの1人。クラブと代表チームので活躍によって2022年6月にバルセロナへ加入すると、11月に行われたアトレティコ・マドリーとの“オトロ・クラシコ”では右サイドバックとして初ゴールを奪っている。
GOALトリノで行われたチャンピオンズリーグ決勝戦、ヘーゲルベルグはゴールとアシストを記録し6度目の優勝を果たした。2020-21シーズンはまさかのリーグ戦2位に終わったが、その1年後には再びチャンピオンに導く。16シーズンで15回目のタイトルだ。
GOAL2021年の『GOAL 50』で3位に入ったオショアラだが、2021-22シーズンのリーグ戦では20ゴールを挙げて優勝の立役者に。しかしリヨンとのチャンピオンズリーグ決勝戦では後半から出場するも、効果的なプレーはできず。11位にまで転落してしまった。
GOALイングランドがドイツに2-1と勝利しEURO優勝を成し遂げた時、トゥーンは同点弾を挙げた。その印象的な夏を過ごした後、WSLでの2022-23シーズンには9ゴールを奪っている。
GOALイングランド年間最優秀女子選手で3位に、UEFAの同賞で6位と、際立った成績を収めた1年だった。イングランド女子代表にとって忘れられない夏を過ごした後、9月にバルセロナへと移籍している。
GOAL2022年、クラブと代表チームでまばゆいばかりの輝きを放った。コパ・アメリカ決勝ではコロンビアを1-0で破り、パルメイラスではボカ・ジュニアーズを4-1で勝利し、リベルタドーレス制覇に貢献した。
GOALチェルシーの攻撃的MFはEUROでも2ゴール3アシストを記録し、優勝に貢献。この調子をクラブレベルでも発揮し、10試合6ゴールでクリスマス前のWSLで首位に立つチェルシーを牽引している。
GOAL夏のEUROでは毅然としたプレーを何度も披露し、イングランドの優勝に貢献。2018-19シーズン以来のWSL制覇を目指すアーセナルでも、25歳DFは素晴らしい活躍を継続している。
GOALEUROでもレギュラーとして4試合に出場し、アーノルド・クラーク・カップでも準優勝に貢献。2022年にはリーグ戦、スーペルコパ、コパ・デ・ラ・レイナを制覇するなど、数多くのタイトルを獲得している。
GOALNWSL18試合で16ゴールに関与（12ゴール4アシスト）し、決してビッグクラブではないチームでリーグ戦を盛り上げた。2022年のコパ・アメリカでは、ブラジルのために決勝ゴールを奪っている。
GOALこのスポーツにおける最高のサイドバックの1人であり、クオリティに疑いはない。だがこの1年は、膝の前十字靭帯断裂もあってフラストレーションの溜まるものであった。
GOAL昨季の『GOAL 50』では2位となり、クラブレベルでは3つのトロフィーを手にしていた。それゆえに、今年はやや順位を落とすことに。チャンピオンズリーグ決勝でも先発したが、リヨンに敗れるのを防ぐことはできなかった。
GOAL国際レベルでは、EURO2022決勝前の負傷によって悲しいことに定義されてしまうだろう。だがこの大会で6ゴールを挙げる活躍を見せ、ヴォルフスブルクでもリーグ制覇に貢献。今季もタイトルが目前となっている。
GOALEURO優勝を達成したイングランドでも左サイドで特別な能力を発揮したが、マンチェスター・シティでも同様だ。彼女の素晴らしい活躍がWSL3位に導いている。
GOAL今年ヨーロッパ最高の若手選手としての評価を確立し、EURO2022でもドイツの主役の1人に。中盤で見せるインテリジェンスは、ヴォルフスブルクのリーグ戦好調の原動力となっている。
GOAL2022年の活躍を考えれば、この順位は驚きかもしれない。昨季のチェルシー2冠に貢献、来夏のワールドカップでも主役になるだろう。
GOAL今年素晴らしい活躍を見せ、ユナイテッドがWSLタイトル争いをする原動力に。まだ23歳の闘志あふれるサイドバックは、残留すればキャプテンになることは間違いないだろう。
GOAL残念ながらアンリの2022年は、コリーヌ・ディアクル監督との不仲によってフランスのEUROメンバーから外れたことショックとともに語られる。それでもクラブレベルでは、チャンピオンズリーグ優勝と当然のように最優秀選手賞を獲得するなど、相変わらず素晴らしい活躍を見せた。
GOAL2021年にアーセナルから加入し、パフォーマンスはさらに向上している。リーグ戦では15ゴールを奪い、DFBポカールでも決勝戦のゴールを含む計4点を決め、国内2冠に貢献した。
GOAL多才なスウェーデン代表は、チェルシーでも守備の主軸として活躍。WSL優勝とFAカップ制覇にキープレイヤーとして貢献している。
GOAL昨季はバルセロナでリーグ制覇とチャンピオンズリーグ決勝進出を経験。今季はコンチネンタルリーグ4試合で4ゴールを奪い、リーグ戦は7得点と素晴らしいスタートを切った。
GOALドイツを準優勝に導き、EURO2022のチーム・オブ・ザ・トーナメントに選出。バイエルンでも公式戦13ゴールを奪い、チーム2位の得点力を誇った。
GOALリヨンでチャンピオンズリーグ制覇を経験。決勝のバルセロナ戦のゴールを含むゴールを挙げ、得点ランクでは3位に。国内リーグ戦やカップ戦優勝も達成した。
GOAL2021-22シーズンはセリエA、コッパ・イタリア、スーペル・コッパ・イタリアーナの3冠を経験。今季もリーグ戦11試合で8ゴール2アシストと絶好調だ。
GOALこのオランダ代表FWは、WSL史上初めて対戦した全チームからゴールを記録。今季も8試合で4ゴール1アシストを決めた。今夏にアーセナルとの契約を延長し、イングランドにおける女子選手で最も高給取りな選手でもある。
GOALバイエルン、そしてドイツ代表の中心的存在。EUROでも3ゴール1アシストを記録し、決勝に導く重要なパフォーマンスを披露した。
GOAL素晴らしい1年を過ごした。リヨンで2回目のチャンピオンズリーグ制覇、リーグ優勝も達成し、その株は日を追うごとに上昇している。
GOAL昨季レアル・マドリーで重要な役割を担い、今夏ミランへ加入。セリエAではローマやユヴェントスに大きく差をつけられているが、7ゴールと見事なスタートを切った。
GOALセンセーショナルな1年だった。チェルシーでWSL、FAカップのチャンピオンになり、EURO2020でもイングランド主力メンバーとして優勝。アーノルド・クラーク・カップでもスペイン、カナダ、ドイツを破って優勝、得点王になった。
GOAL昨季の女子FAスーパーリーグでは王者チェルシーに1ポイント及ばなかったアーセナルだが、その中で絶対的に欠かせない存在だった。27歳GKは13ものクリーンシートを達成し、ゴールデングローブ賞を受賞している。
GOALヴォルフスブルク、チェルシー、デンマーク代表での活躍によって一躍有名となった30歳。2021-22シーズンのチェルシーニ冠メンバーであり、今季のチャンピオンズリーグでも重要な役割を担っている。
GOAL昨季のチェルシー2冠に貢献し、その後に韓国へと復帰。今年もアジアカップ決勝まで進んだ代表チームに欠かせない存在で、5ゴールを奪った。
GOALPSGの重要な存在で、先日のリヨン戦では首位に導くゴールも記録。今季9ゴールを挙げ、リーグ戦のトップスコアラーだ。
GOALチャンピオンズリーグを2回、ブンデスリーガを4回制覇し、過去10年間のドイツサッカー界でスタートしての地位を確立。今年のEUROでも準優勝に貢献している。
GOALPSGの2021-22シーズンはクープ・ドゥ・フランスの優勝のみにとどまり、やや残念なシーズンになった。それでもカトトは傑出した存在であり、フランス選手会とサッカー連盟の双方から年間最優秀に選ばれた。
GOAL2022年1月に中国からやってきたセンターバックは、アーセナル女子でプレーする初のブラジル人選手に。ロンドンでも印象的な活躍を見せ、今夏のコパ・アメリカではブラジルのキャプテンも務めた。
GOALマンチェスター・シティから移籍後1年目で、NWSLシールドとウーマンズ・カップ優勝に貢献したMF。CONCACAF女子選手権とシーブリーズ・カップ制覇を達成したアメリカ代表の中心選手である。
GOALドイツのEURO決勝進出に貢献、2021-22シーズンのリーグ戦は13ゴールを奪い、ダブル達成の立役者に。近年着実に成長し、ドイツサッカー界のキーマンとなった。
GOAL19歳のガーナ代表は、2022年のCAF女子ヤングプレイヤー賞とクラブ年間最優秀選手賞を受賞し、未来のスターとしてのポテンシャルは抜群だ。2021年のCAF女子チャンピオンズリーグでは5ゴールを挙げ、大会の得点王になっている。
GOALリヨンでプレーするもう1人のフランス人DF。チームメイトのルナールよりも10歳若いが、クラブでも代表でも同じようにレギュラーとして活躍している。EUROでは5試合、国内リーグでは12試合に出場し、2ゴール4アシストを記録した。
GOALトップ50で最初のGKであり、2021年に南アフリカの強豪マメロディ・サンダウンズでCAF女子チャンピオンズリーグ優勝を達成（決勝戦ではクリーンシートも記録）している。
GOALまだ23歳ではあるが、2022年アジアカップでは5試合で5ゴール1アシストを記録。またリーグ戦でもベレーザで通算50ゴールを奪うなど、信頼できるストライカーである。
GOALEUROではフランスを準決勝まで導き、過去最高の成績を収めた。現在32歳だがまだまだ活躍が期待されており、昨年5月には4年契約にサイン。20年以上もリヨンでプレーすることになりそうだ。
GOAL武漢江大女子FCで2020年と2021年の中国女子スーパーリーグ連覇に貢献した後、8月にレーシング・ルイビルへ移籍。現在NWSLでの生活に適応している最中だ（また5試合の出場）。また2022年のアジアカップで5ゴールを奪い、中国の優勝に貢献した。