【GOAL50 2021】世界最高選手の栄誉に輝いたのは…ファン投票で決定したTOP50

ビジャレアルとヘタフェに期限付きで移籍していた昨シーズンは2得点4アシストという結果だったが、レアル・マドリーが保有する20歳のウインガーは母国のオリンピックで見事な活躍を披露。日本代表としてグループステージでは全3試合で得点した。惜しくもメダルには届かず、直後に流した大粒の涙は多くのファンの胸を打った。

エジプト・プレミア・リーグのアル・アハリで得点王（21得点）となり、CAFチャンピオンズリーグでもトップスコアラー（6得点）となった。シェリフは準決勝のエスペランス戦の2試合で得点を奪い、カイザー・チーフスとの決勝戦では先制点を記録した。

昨シーズン最高の契約のひとつだろう。このトルコ代表選手はリーグ・アンに旋風を巻き起こした。ユルマズは28試合で16得点を記録。リールはパリ・サンジェルマンを抑えてトロフィーを掲げ、リーグ・アンにセンセーションを巻き起こした。

ブラジル人FWは母国に戻って以来、見事に再起を果たしている。アトレチコ・ミネイロでの活躍はまさにセンセーショナルそのもの。35歳にしてセレソンにサプライズ選出されたが、それも納得の活躍であった。

モレノは29歳にして完全に別次元に到達した。このストライカーは全公式戦で30得点を稼ぎ出したのだ。そのうち7得点はビジャレアルをEL優勝に導く得点であった。この活躍で大会最優秀選手と評価されている。

不言実行のMFは、セリエA優勝を果たしたインテルで抜きん出た活躍を見せ、その後にEURO2020でもトロフィーを掲げた。準々決勝のベルギー戦で見せた、試合を決定づける先制弾は間違いなく今シーズンのハイライトだ。

このMFは故郷のクラブで500試合出場を達成。ラ・リーガ優勝を果たしたディエゴ・シメオネのチームでは累積警告の出場停止による1試合以外はすべて出場。コケの技術と経験が再び成功のカギとなったようだ。

ショーはマンチェスター・ユナイテッドとイングランド代表の両方で1年以上にわたって好調を維持し、自身がワールドクラスの左サイドバックであることを証明した。EURO2020決勝では結果的に負けてしまったものの、先制点を決めてチームを優勝に近いところまで導いた。

チェルシーの一員としてCLで栄光をつかみ取ったプリシッチ。CLでは決勝を含む10試合に出場し、2ゴール2アシストを記録した。CONCACAFネーションズリーグ・ファイナルズでは、メキシコとの決勝で試合を決定づけるPKを沈めてみせた。

昨年このアルゼンチン人をアストン・ヴィラに売却したのはアーセナルにとって間違いであった。マルティネスは移籍後すぐに実力を再証明。コパ・アメリカではゴールデングローブ賞を受賞するなど、プレミアリーグ、いや世界でも屈指のゴールキーパーであることを証明した。

マンチェスター・シティはこのMF獲得のためにイングランドにおける移籍金の記録を更新した。その移籍金は実に1億ポンド。グリーリッシュはアストン・ヴィラで7ゴール10アシストを積み重ね、その後のEURO2020ではイングランド代表の切り札として大きなインパクトを残した。

イタリア代表はウェンブリーで行われたイングランド代表とのEURO2020決勝に勝利。この大会を謳歌したインシーニェは2得点を挙げて優勝に大いに貢献した。準々決勝のベルギー戦での目の覚めるようなシュートが印象的だ。

このドイツ人MFはこれまでシーズン10得点以上を挙げたことがなかったが、昨シーズンは全コンペティションで17得点を記録。マンチェスター・シティがリーグ優勝を果たすにあたって、ギュンドアンの覚醒した得点力は重要な要素であった。

このイングランドのウインガーはEURO2020の活躍で自身のレベルの高さを証明。ほぼ一人の力でチームをノックアウトステージに導くと、その後も素晴らしい活躍を見せ続けた。

パリ・サンジェルマンは確かにジャンルイジ・ドンナルンマを獲得したが、昨シーズンの活躍を考えればナバスを手放すという選択肢は一切なかった。CLのバルセロナ戦でリオネル・メッシのPKをセーブしたプレーは勝負の分かれ目となった。

このセンターバックは、ユヴェントスにとって試練となったリーグ戦でチームを引き上げる活躍を見せた。その後のEURO2020の代表戦では、イングランドとの決勝戦で決定的な同点ゴールを決め、勝利に貢献。国のヒーローとなった。

エキサイティングなオランダのアタッカーであるデパイ。昨シーズン、リヨンでキャリアハイとなる20得点を挙げ、ついに夢のバルセロナ移籍を果たした。また、EURO2020ではオランダ代表として出場し、2ゴールを挙げている。

レヴァークーゼンからチェルシーに多額の移籍金で移籍した当初、ハヴェルツはスタンフォード・ブリッジでの適応に苦戦していた。だが年度末頃から成長を遂げ、CL決勝では値千金の決勝点を奪った。

このMFは昨シーズン、トーマス・トゥヘルが最も信頼を置く選手となった。全コンペティションで9ゴールを挙げ、8アシストを記録した。CL決勝でカイ・ハヴェルツの決勝点を演出したロングスルーパスは見事の一言だ。

ユヴェントスの不屈のセンターバックはもう37歳となったが、まだまだタフに働き続けている。ケガの問題を振り払ってイタリア代表をEURO2020優勝の栄光に導いたことは注目に値する。この成功をもって、現代サッカー最高峰のDFとしての評価を確たるものとした。

マンチェスター・シティは2019-20シーズンのリーグタイトルをリヴァプールに奪われたことで、ディフェンスの中央に問題を抱えていることを認識した。その課題はポルトガルのセンターバックと契約することで見事に解決。その一つの成果として、ディアスはFWA年間最優秀選手賞に輝いている。

アルジェリア人ウインガーはマンチェスター・シティでさらにもう一段上の選手に成長した。昨シーズンは全コンペティションで14ゴールを記録し、そのうち4得点は、CLノックアウトステージで戦ったドルトムントとパリ・サンジェルマンを相手に奪ったものだ。

インテルは夏にロメル・ルカクを手放してしまったが、ルカクの相棒はなんとかチームに留め置くことができた。スクデット獲得の原動力となった自身の成果（19ゴール7アシスト）を契約延長という形で正当に評価されることになりそうだ。

ペドリは元キャプテンのリオネル・メッシと見事な関係性を構築。その後のEURO2020ではスペイン代表として著しく成熟したプレーを見せ、最優秀若手選手に選出された。さらに東京五輪にも出場し、今夏はまさにフル稼働となった。

長きにわたって注目されているウインガーがついにワールドクラスの才能を示した。キエーザはCLで活躍し、ビッグマッチでユヴェントスの選手たる所以を見せた。その後にイタリア代表として参加したEURO2020でも注目を浴びた。

世界で最も信頼の置けるゴールキーパーと認められ、このスロベニア人の安定したパフォーマンスは今や当然のものと見られている。アトレティコ・マドリーをタイトルに導く18度のクリーンシートを達成し、2020-21シーズンのラ・リーガ最優秀選手に選出された。

フォーデンはマンチェスター・シティの2020-21シーズン優勝に貢献し、最優秀若手選手にも選出。この活躍が評価され、21歳の誕生日を迎えた直後のEURO2020でもイングランド代表の一員として参戦した。

UEFA欧州最優秀選手賞に選出されたジョルジーニョは批判の声を沈黙させることに成功した。チェルシーのCL優勝に至る大躍進の中心にいたジョルジーニョは、その後にイタリア代表でも主役となり、EURO2020での栄光に一役買った。特にウェンブリーでのイングランド戦では圧巻のプレーを見せている。

パリ・サンジェルマンは今夏、どこよりも早くハキミの獲得に乗り出していた。彼は昨シーズン、ウイングバックのポジションから16得点に関わったが、そのうち7得点は自身の得点だ。そして、ハキミの攻撃面での目覚ましい活躍によってインテルはスクデットを取り戻している。

メンディは歴代最多に並ぶクリーンシート数（9度）をCLで記録するなど、スタンフォード・ブリッジでのデビューシーズンで素晴らしい活躍を見せた。このコンペティション初参加で優勝を果たしたことは特に注目に値する。

ミランをCL復帰に導き最優秀GKに選出された後、22歳のビッグネームはイタリア代表としてEURO2020に参加。栄冠に輝いたチームにおいて中心的役割を果たし、大会MVPに選ばれた。

昨シーズンのケインは、ゴール数とアシスト数の両方でトップに立ったプレミアリーグ史上3人目の選手となった。また、EUROのノックアウトステージでは4得点を決めるなど、決勝に進出したイングランド代表のエースにふさわしい活躍を見せた。

この韓国人はこれまで最高の結果を残し、2020-21シーズンはさらに評価を上げた。相方であるハリー・ケインとのパートナーシップはとても印象深く、ソン自身は全コンペティションで22得点を挙げ、17アシストを記録した。

マンチェスター・ユナイテッドの謎めいたMFは、EURO2020で見事にその才能を発揮。大会を通して非常に印象的な活躍を何度も見せた。

バイエルン・ミュンヘンは8月にこのドイツ代表との契約を更新したが、昨シーズンに6ゴール14アシストを挙げた活躍を見れば、その理由は簡単に理解できるだろう。ピッチ内外でリーダーとしての振る舞いを見せている。

マンチェスター・ユナイテッドの「触媒」として働いたフェルナンデスは、レッドデビルズの再生において中心的な役割を果たした。この攻撃的MFは昨シーズンの全コンペティション合計28得点を自ら叩き出し、ELでは5得点を挙げてチームの決勝進出に貢献した。

ディ・マリアは昨シーズン、パリ・サンジェルマンで20得点に関与する活躍を見せた。その中でも15を数えるアシストは特に印象的だ。リオ・デ・ジャネイロで行われたコパ・アメリカでは、ブラジルとの決勝戦で唯一となる得点を決め、アルゼンチンを歴史的優勝に導いた。

チェルシーは以前に在籍していたこのFWに1億1500万ユーロを投じて再び獲得した。それは、この28歳がインテルに11年ぶりのスクデットをもたらし、2020-21シーズンにおけるセリエAのMVPに選出されたこと。さらにはEURO2020のベストイレブンに選出されるなどの活躍を評価してのことであった。

バルセロナは昨シーズン、アトレティコ・マドリーにタイトルをプレゼントする形となったと言っていい。スアレスを無料で明け渡す格好となったからだ。ウルグアイのストライカーはすぐにチームのヒーローとなり、ラ・リーガでは21得点を記録。シーズン最後の2戦で重要な2得点を挙げている。

このアタッカーはクラブでケガに悩まされるシーズンを送ったが、それでもパリ・サンジェルマンで全コンペティション合わせて17得点を奪っている。その後、ブラジル代表ではチームに大きな影響を与える数々のプレーを見せ、コパ・アメリカ決勝へと導いた。

輝かしい活躍を見せるデ・ブライネは、マンチェスター・シティを牽引して昨シーズン優勝の栄光に輝き、PFA年間最優秀選手賞に選出。また、欧州の舞台でも決勝に進出し、ビッグイヤーまであと一歩まで迫った。

フランスのダイナモはチェルシーのCL優勝の原動力であった。ポルトでのマンチェスター・シティ戦ではMOMを受賞するほどの活躍を見せ、ブルーズを勝利へと導いた。

フランスのEURO2020において数少ないポジティブな要素の一つだ。このセンターフォワードは合計4得点を奪い、サプライズでの代表復帰を果たした理由を示した。レアル・マドリーで30得点を記録した輝かしいシーズンを送り、結果を評価されての選出であった。

このノルウェー人はドルトムントで初めてフルシーズンを過ごし、全コンペティション41試合41得点と荒稼ぎした。CLで得点王（10得点）を獲得し、さらにはDFBポカール決勝のRBライプツィヒ戦では2ゴールを奪って優勝に貢献した。

このFWは昨シーズン、全コンペティションでキャリアハイとなる42得点を記録した。リーグ・アンでは得点王としてシーズンフィニッシュ。クラブのCLノックアウトステージではバルセロナとバイエルン・ミュンヘンを相手に主役級の活躍を見せた。

プレミアリーグのシーズンで3度にわたって20得点以上を挙げた初めての選手となった。このエジプト人FWは昨シーズン、全コンペティションで合計31得点を記録。負傷者に悩まされたレッズを4位フィニッシュに持ち込んだ立役者だ。

得点を量産するポーランド人は33歳にして進化を続けている。2020-21シーズンは公式戦40試合で驚異の48ゴールをマーク。そのうち41得点はブンデスリーガで挙げたもので、故ゲルト・ミュラー氏の持っていたシーズン記録を打ち破るものとなった。

マンチェスター・ユナイテッドは、ポルトガルのスーパースターをオールド・トラッフォードに再び連れて来ることができるチャンスに飛びついた。ロナウドは昨シーズンのセリエA（29得点）とEURO2020（5得点）の両方で得点王となり、いまだその得点力にサビつきがないことを証明し続けている。

PSGに加わった新たなスターは、バルセロナで自らの記録を伸ばす8度目のラ・リーガ得点王を獲得した。さらにコパ・アメリカでは得点王と最優秀選手をダブル受賞。アルゼンチン代表を1993年以来となる主要国際大会優勝に導いた。