イタリア代表監督就任のガットゥーゾが断言「今の私のチームにガットゥーゾのような選手をピッチに立たせることはない」

イタリア代表就任記者会見で、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、自身の闘争心溢れるプレースタイルに関する質問に回答。ミランのレジェンドである彼は、現代の選手の進化とそれに応じた管理の必要性を強調しながら、自身のマネージャーとしての実績を擁護した。

イタリア代表を指揮することとなったガットゥーゾ監督。イタリアは現在、北中米W杯欧州予選グループIでノルウェー代表とイスラエル代表に次ぐ3位に位置。2大会連続でワールドカップ予選敗退と苦しい時期を過ごすイタリアだが、新指揮官は同国の才能たちに自信を示している。

ガットゥーゾ「誰もがガットゥーゾと言えば、走り屋で粘り強い選手と思い浮かべるだろう。私が指導したチームは良いサッカーをしていたと思う。彼らはそんなこと言わないようにと言っていたが、言わせてもらおう。この時代、私のチームにガットゥーゾをピッチに置くことはないだろう。彼が引き起こした混乱を考えるとね。今の私のサッカーへの見方だ。私はサッカーの最新情報を追い、話すのが好きだ。その中で自分がどんなサッカーが好きかを分かっている。選手の頭の中に入っていく必要がある。全員が同じではない。今のサッカー選手は違う。彼らはよりプロフェッショナルだ。ただ、代表チームに限らず、チームとしてプレーするのがより難しくなっているだけだ」

イタリアは9月にアウェイでエストニアと対戦した後、ハンガリーに移動してイスラエルと対戦する。本大会へのストレートインが厳しくなっている現在、プレーオフ出場を目指し、3大会連続でのワールドカップ不出場を回避することが現実的な目標となる。