ネヴィルが5年間トロフィーなしも指揮官継続のアルテタを祝福「時代は終わったと思っていた！」

『スカイスポーツ』の解説者であるギャリー・ネヴィル氏は、5年間トロフィーを獲得できていないにもかかわらず、アーセナルのミケル・アルテタ監督がエミレーツスタジアムでの職位に安泰していることに驚きを表明した。アーセナルはミッドウィークにチャンピオンズリーグから敗退し、プレミアリーグのタイトルレースでもリヴァプールに後れを取ったため、2024-25シーズンは無冠で終わることになる。

アーセナルはプレミアリーグでリヴァプールの最大のライバルだったが、シーズンを通してアルネ・スロット監督のチームに本当の意味で重大な圧力をかけることはできず、怪我と前線での火力不足が致命的で優勝にはたどり着かなかった。アルテタ監督はアーセナルでの在任中に3つのトロフィーを獲得している。2つのコミュニティーシールドと2020年のFAカップだ。元マンチェスター・ユナイテッドのディフェンダーであるネヴィル氏は、なぜ彼の将来についてもっと不確実性がないのかと疑問を呈した。

「5年間トロフィーを獲得せずに、それでもプレミアリーグチームの監督であり続けるというのは素晴らしい功績だ。このような忍耐があなたに与えられる時代は過ぎ去ったと思っていたよ。私はそれが良いことだと思う。通常なら5年間トロフィーを獲得しないと、監督は圧力を受けるだろう。それは進歩があると思わせる意味で重要だ。金曜日の記者会見で彼が『我々はプレミアリーグで後退した』と言ったことを嬉しく思う。なぜなら、彼らは過去1ヶ月間、チャンピオンズリーグで私たちの背中をくすぐり、リーグでの劣悪さ、昨シーズンや前シーズンから13、14ポイント離れていることについて少し熱を取り去ったからだ」

「しかし、彼らは前線を悲惨なほど不足させ、依然として深い位置からボールを受け取り、後ろ足で処理できるミッドフィールダーがいない。そして（マルティン）ズビメンディがアーセナルに来るかもしれない。（トーマス）パーティーはそれが得意ではなく、デクラン・ライスはPSG戦の第1戦でそれが得意であることが証明された。また、彼らはフットボールクラブとして7シーズンで1人のストライカーを獲得しただけだ。彼らがミケル・アルテタをこれほど不足させたのは馬鹿げている。彼らは7億5000万ポンドを費やし、その間に1人のストライカーしか購入していない。それでは十分ではないよ」

アーセナルはまだプレミアリーグの2位を確定するためにシーズン終盤を強く締めくくる必要があり、今後の好結果を期待している。