ガラタサライ、オシムヘン獲得へ7500万ユーロ準備も…支払い構造巡りナポリはオファー拒否？

『Foot Mercato』によると、セリエA王者ナポリを率いるアントニオ・コンテ監督は、新シーズンもロメル・ルカクを軸にしつつ、リヴァプールFWダルウィン・ヌニェスを新たな選択肢として獲得を検討しているという。

そしてヴィクター・オシムヘンに関しては、戦術的な理由からも構想外とみなしており、今夏の売却は「必須事項」であるようだ。

そして同メディアは、ガラタサライが昨季レンタルで加入したナイジェリア代表FWの完全移籍を目指していると報道。ナポリの要求する7500万ユーロの契約解除金を支払う意思を伝えたようだ。しかし、ガラタサライは分割でのオファーを提案しており、ナポリはこれを断固として拒否しているとも伝えられている。

さらに、サウジアラビアの強豪アル・ヒラルはナポリの求める金額を一括で支払う準備を進めているという。このため、ガラタサライはオファーを見直す必要があるようだ。

なおオシムヘンは、前回の契約更新時に結んだ条項により、来季もナポリに残留すれば2400万ユーロを獲得するとのこと。ナポリ側はこのボーナスを支払うつもりがなく、さらに原稿契約が2026年までであるため今後の市場価値低下の可能性などを考慮し、今夏の放出を目指していると伝えられている。

昨季リーグ戦30試合で26ゴールを奪い、ガラタサライの25回目の優勝に貢献したオシムヘン。本人はイスタンブールでのキャリア継続を望んでいると見られている。