元リヴァプール選手、レアル・マドリー移籍を断った過去への後悔を吐露

元U-21イングランド代表のジャーメイン・ペナントは、スペインのビッグクラブであるレアル・マドリーが2010年に「彼を欲していた」と主張。その理由は「チームの層を厚くするため」に右ウイングが必要だったからだと述べた。元バーミンガム・シティの選手は、その機会は「興奮する」ものだったと認めたものの、ベンチ要員になるつもりはなかったと語った。しかし15年経った現在、ペナントは「あの時の決断を覆して戻りたい」と告白した。

42歳のペナントは『アドベンチャー・ゲーマーズ』で次のように語った。

「信じられない話かもしれないけど、2010年にレアル・マドリーが私を獲得しようとした。私がリヴァプールにいた最後の年で、新しい契約を結ぶつもりはなかったし、ラファエル・ベニテスとの間もうまくいっていなかった。マドリーはチームの層を厚くするために右ウイングが必要で、その話をしてきた。興奮したけど、3年間ベンチに座るためにそこに行くのか、それともどこかでレギュラーとしてプレーしてキャリアを再スタートさせるのか考えたんだ。興奮したけど当時は乗り気ではなかった。今なら戻って決断を変えるか？ そうできたらいいのにね」

ペナントは、リヴァプールで81試合に出場し、3得点を記録。その後、2008-09シーズンの後半はポーツマスへレンタル移籍し、同年7月にラ・リーガのレアル・サラゴサと3年契約を締結した。その後、プレミアリーグのストーク・シティでプレー。インド・スーパーリーグのFCプネ・シティとリーグ1のバリーに在籍した後、最終的にイースミアンリーグ・プレミアディビジョン所属のビルリケイ・タウンで現役を引退した。もしも彼があの当時マドリーに移籍していれば、彼のキャリアは全く異なるものになっていたかもしれない。

元アーセナルとウィガン・アスレティックの選手であるペナントは、2018年に現役を引退。キャリア通算448試合に出場し、27得点を記録した。現在は解説者として活動している。