チェルシー・アカデミーで11年間を過ごしたロビンソン氏は、新著の発売後に次のように語っている。
「少し前にイングランド代表の試合を見ていたとき、息子が電話をかけてきて、『イングランド代表でプレーしている選手の中に、父さんが断った選手が3人いることに気づいた?』と言ったんだ」
「ワトフォードでプレーするジェイドン(サンチョ)のプレーを見ていたが、14歳でマンチェスター・シティに移籍することはほぼ確実だった。私は彼について、獲得すべき選手だと思わなかった。今ほど優れている選手ではなかったんだ。彼はストライカーで、より9番的な選手だった。良い選手ではあったが、のちに活躍したトリッキーなスタイルのウインガーではなかった」
「デレ・アリについては、MKドンズでトップチームでプレーしていた若い頃に見ていた。だが、彼もまた違った体型で、違ったタイプの選手だった。私はレポートで2人の良い選手がいると書いた。ジョシュ・マクイークランとルイス・ベイカーだ。私は彼らの方がアリよりも優れていると思っていた」
「チャールトンのゴメスについてもプレーを観に行った。良いアスリートだと思ったが、偉大なサッカー選手だとは思わなかったんだ」