レスター、無念の降格…指揮官ファン・ニステルローイが試合後に語ったことは…？

レスター・シティは昨季のチャンピオンシップを圧倒的な強さで制し、プレミアリーグ昇格を果たした。しかし、エンツォ・マレスカ監督がチェルシーに渡ったため、スティーブ・クーパーを新監督に招聘。クーパー率いるチームはシーズン序盤に調子を崩し、解任の憂き目に。9月にマンチェスター・ユナイテッドを去ったファン・ニステルローイが後任に就任していた。

ファン・ニステルローイはレスター・シティ指揮官に就任後、初陣でウェストハム相手に3-1で勝利。この結果、チーム内では降格回避への希望が見いだせた。しかし、2016年のプレミアリーグ王者であるレスターはその後、リーグ戦では1勝しか挙げられず、日曜日のリヴァプール戦での敗北により、チャンピオンシップへの降格が正式に決定した。

メディアに対し、ファン・ニステルローイは次のように述べている。

「非常に残念だ。この数週間は本当に厳しい状況だった。私たちは常に、残されたわずかな希望のために戦い続けてきた。シーズンを最善の形で終えるために、残りの試合を最大限活用しなければならない。私は未来と来シーズンに向けて、最善を尽くす責任を果たすことに集中している。ブライトン戦やリヴァプール戦のようなパフォーマンスは、選手たちがその覚悟を持っている証拠だ。私たちは責任を負わなければならない。それが私が次の5週間で取り組むことであり、その後はどうなるかは見ていく必要がある」

「より多くのポイントを獲得できると思っていた。非常に良いパフォーマンスもあったことは、記者会見でも述べた通りだ。一方で、能力を発揮できなかった試合もあった。33試合を終えた時点でみれば、昇格組の3チームのレベルは、他の17チームとあまりにも差があった。既に2チームが降格し、もう1チームが5試合を残して15ポイント差という状況からも明確だ」

ファン・ニステルローイ監督は来シーズンもレスターに残留する意向を表明。彼は2027年まで有効なクラブとの契約を全うする意向だ。