元アーセナルFWが深刻な脳損傷で人工昏睡状態に

昨年までアーセナルユースに在籍していた21歳のビリー・ヴィガーは土曜日にイングランドサッカー7部リーグで戦うチチェスターの一員として出場。ウィングエイト＆フィンチリーとの試合中に負傷し、緊急の医療処置を必要とする状態となった。

チチェスターは日曜日、選手の一人が「重傷」を負ったと発表。月曜日になってヴィガーがその選手であることが明らかになった。クラブ関係者およびサッカー界全体が、ワージング出身の彼への思いを抱いている。

チチェスターFCがSNSで発表した声明文は以下の通り。

「ビリーは深刻な脳損傷を負い、現在集中治療室で人工昏睡状態に置かれ、最善の治療を受けています。予断を許さず、仮に回復に向かっても長い道のりが待っています。CCFCファミリー一同より愛を込めて、ビリーへ」

ヴィガーは2017年12月、14歳でアーセナルのユース部門に加入。U-18チームで22試合に出場し、4得点を記録した。U-21レベルでもガナーズの一員としてプレー。その後、ダービー・カウンティU-21チーム、ナショナルリーグ・サウス所属のイーストボーン・ボロー、ヘイスティングス・ユナイテッドへのローン移籍を経て、2025年8月にチチェスターに加入した。