Getty Images Sportマレスカ監督がユヴェントスへ?新監督が注目される中、チェルシー指揮官へ関心か
AFPエンツォ・マレスカ監督は2024年に、マウリシオ・ポチェッティーノ前監督の退任を受けて、チェルシーの監督に就任した。ポチェッティーノ前監督は2023年にフランク・ランパード元監督の後任として指揮を執ったが、わずか12カ月で解任された。
45歳のイタリア人監督であるマレスカ氏は昨年、レスターをプレミアリーグ復帰に導いた功績が認められ、チェルシーのヘッドコーチに就任した。
そしてマレスカ監督はそのシーズンで多くの成功を収めた。
5月、ポーランドで開催されたUEFAカンファレンスリーグ決勝でレアル・ベティスを4-1で下し、優勝を果たした。そして、今夏にはアメリカで開催されたFIFAクラブワールドカップでパリ・サンジェルマンを下し、優勝を果たした。
マレスカ監督の活躍は見逃されず、現役時代はミッドフィルダーとして活躍していた同氏はユヴェントスの次期監督候補と報じられている。
ラツィオに0-1で敗れた後、ユヴェントスはトゥドール監督の解任を決断。同監督は3月にチアゴ・モッタ監督の後任として指揮を執り始めたばかりだった。
ユヴェントスはライバルに敗れたことで8戦未勝利となっており、過去4試合では得点も挙げられていない。
セリエCでクラブのセカンドチーム「ユヴェントス・ネクストジェン」を指揮するマッシモ・ブランビッラ監督が、直近のウディネーゼ戦を暫定監督として指揮した。この日は、ドゥシャン・ヴラホヴィッチ、フェデリコ・ガッティ、ケナン・ユルディズのゴールで3-1の勝利を収めた。
シーズンの挽回を目指すビアンコネリ(ユベントスの愛称)は、ルチアーノ・スパレッティ監督が早急に正式就任すると見込まれている。スパレッティ監督は6月にイタリア代表監督を退任して以来フリーで、2023年にはナポリをスクデット(セリエA優勝)に導いた実績を持つ。
AFPユヴェントスがマレスカ監督獲得に動いているとの噂があるにもかかわらず、『デイリー・メール紙』の報道によれば、チェルシーの指揮官がイタリアに復帰することはないという。
「チェルシーはユヴェントスから何の接触も受けていない。イタリアでは月曜日にイゴール・トゥドール監督が解任された後、マレスカが候補者だと報じられていたが」と、記事ではマレスカ監督就任の可能性がないことを伝えた。
「シーズン途中の監督交代には悪影響の方が大きいと考えるチェルシーは、そのような接触を歓迎しなかっただろう。代わりにルチアーノ・スパレッティが新監督に就任すると見られている」
さらにスパレッティ氏は「ユヴェントスは偉大な歴史を持つ偉大なクラブだ。誰もが喜んでユヴェントスを指揮するだろう」と称賛し、噂に拍車をかけた。
チェルシーは、マレスカ監督がユヴェントス監督に就任するとの噂がクラブの足かせとならないことを願っている。
スタンフォード・ブリッジでの2年目にさらなるトロフィーを加えたいと考えているからだ。マレスカは土曜日の午後、ブルーズがサンダーランドに1-2で敗れるのをただ見守るしかなかった。この結果により、ブルーズの4連勝は途絶えた。
そしてブラックキャッツ(サンダーランド)に敗れた後、マレスカはクラブが頂点を目指すならより一貫性が必要だと認めた。「上位を目指すなら一貫性が必要だ」とマレスカは語り始めた。
「4連勝したとき、昨日もそれを示すチャンスはあった。だが勝ち点を落としたことで、その姿を見せられなかった。あのレベルと今のレベルの間にある、常に同じ形で安定を保つ方が、おそらく良いだろう。しかし全体的に見れば、シーズン開始時から土曜日の試合に比べて、我々のパフォーマンスは格段に向上している」
「今シーズン開幕8試合終了時点での勝ち点は昨年と全く同じだったが、昨日は勝ち点を落とした。とはいえまだ10月だ。多くの改善点があり、3月、4月、5月にどこにいるかを見極める必要がある」
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