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国外で活躍したイングランド人選手10選…ベッカムからオーウェン、サンチョまで

プレミアリーグ以外で活躍するイングランド人サッカー選手を見るのは、いつの時代も珍しいことだった。

ヨーロッパの他のトップリーグからオファーを受け、イングランド国外に移籍してキャリアを積むトッププレーヤーは、どの世代にもほとんどいない。

プレミアリーグを去ることを決めた著名なイングランド人選手は、デビッド・ベッカム、ギャリー・リネカー、マイケル・オーウェン、ポール・ガスコインなどである。

ベッカムもオーウェンも2000年代半ばにレアル・マドリーでプレーしていた。ベッカムはACミラン、LAギャラクシー、パリ・サンジェルマン(PSG)でプレーしたこともある。一方、リネカーとガスコインは、FCバルセロナとラツィオでプレーしていた。

現役選手では、ジェイドン・サンチョがボルシア・ドルトムントでプロキャリアをスタートさせ、2021/22シーズンにマンチェスター・ユナイテッドに移籍した。元チームメイトのジュード・ベリンガムは、現在ブンデスリーガで活躍している。

『GOAL』では、プレミアリーグ以外で活躍した10人のイングランド人選手たちを取り上げていく。

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    デヴィッド・ベッカム

    所属クラブ:レアル・マドリー、ACミラン、LAギャラクシー、PSG

    獲得タイトル:リーガ・エスパニョーラ(1)、スーペルコパ・デ・エスパーニャ(1)、MLSカップ(2)、リーグ・アン(1)

    2003年にマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリーに移籍し、4シーズンにわたりプレーした、史上最高のイングランド人サッカー選手の一人。2007年にMLSのLAギャラクシーに移籍し、その後5年間を過ごした。その間の2009年と2010年にミランへ短期間のレンタル移籍をしている。2013年にはPSGで6ヶ月間プレーした後、そのキャリアに終止符を打った。

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  • Michael-Owen(C)Getty Images

    マイケル・オーウェン

    所属クラブ:レアル・マドリー

    獲得タイトル:無し

    イングランド代表のチームメイトであったベッカムに続きき、オーウェンは2004年、ベッカムが移籍した翌年にレアル・マドリーに加入した。しかし、残念なことに、その生活は長くは続かなかった。しかし、多くのケガに悩まされてわずか1シーズンでクラブを去り、イングランドに戻ることになった。

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    ギャリー・リネカー

    所属クラブ:バルセロナ、名古屋グランパス

    獲得タイトル:ヨーロッパウィナーズカップ(1)、コパ・デル・レイ(1)

    1986年、エヴァートンからバルセロナに移籍し、3年間プレーした元イングランド代表FW。バルセロナから帰国後、トッテナムで3年間過ごし、名古屋グランパスで現役生活にピリオドを打った。

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    ポール・ガスコイン

    所属クラブ:ラツィオ、甘粛天馬

    獲得タイトル:なし

    1992年、トッテナムからラツィオに移籍し、3年間プレーしたアタッカー。その後、スコットランドに渡り、レンジャーズでプレー。1993年に中国の甘粛天馬で1年間プレーしたこともある。

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    スティーブ・マクマナマン

    所属クラブ:レアル・マドリー

    獲得タイトル:リーガ・エスパニョーラ(1)、スーペルコパ・デ・エスパーニャ(2)、チャンピオンズリーグ(2)、UEFAスーパーカップ(1)

    1999年にリヴァプールからレアル・マドリーに移籍し、4シーズンを過ごした。2003年にプレミアリーグに戻り、マンチェスター・シティで2年間プレーした後、2005年にプロとしてのキャリアを閉じている。

  • Jadon-Sancho(C)Getty Images

    ジェイドン・サンチョ

    所属クラブ:ドルトムント

    獲得タイトル:DFBポカール(1)、DFBスーパーカップ(1)

    2017年にマンチェスター・Cのアカデミーからドルトムントに加入したウインガー。同クラブで4シーズンを過ごし、2021年に8500万ユーロ(117億円)という巨額の移籍金で母国イングランドのマンチェスター・ユナイテッドに移籍した。

  • Jude-Bellingham(C)Getty Images

    ジュード・ベリンガム

    所属クラブ:ドルトムント

    獲得タイトル:DFBポカール(1)

    2020年にバーミンガム・シティからドルトムントに移籍した若きMF。現在に至るまで2年間ドイツプレーしている。

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    タミー・エイブラハム

    所属クラブ:ローマ

    獲得タイトル:ヨーロッパカンファレンスリーグ(1)

    チェルシーで活躍したイングランド代表FW。2021/22シーズンにローマに加入した。昨季が初陣となったエイブラハムは、37試合に出場して17ゴールを記録している。

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    ケビン・キーガン

    所属クラブ:ハンブルガーSV

    獲得タイトル:ブンデスリーガ(1)

    1977年に6シーズン過ごしたリヴァプールを去り、ドイツのハンブルガーSVに移籍。3年間プレーした。キーガンは、1978/79シーズンのブンデスリーガ優勝に貢献し、ドイツ滞在中に2つのバロンドールを獲得した。

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    グレン・ホドル

    所属クラブ:モナコ

    獲得タイトル:リーグ・アン(1)

    元イングランド代表のMFは、1987年にトッテナムからモナコに加入。同クラブで4シーズンプレーした。その後イングランドのスウィンドン・タウンに戻り、1993年から1995年までチェルシーでプレーした後、引退を表明した。