Declan Rice Arsenal 2025-26Getty

ライスがバロンドールの噂に謙虚な反応。アルテタの熱血指導も告白

  • 気さくな性格で知られる26歳のライスは、自ら進んで自分を輝かしいスターの列に加えることはしないが、周囲がそう評価してくれることには喜びを感じているようだ。2019年に代表資格をアイルランドからイングランドに切り替えて以来、彼の歩みは驚異的なスピードで進んできた。

    ウェストハム時代にセンターバックから中盤へと戦場を移したライスは、アンカーとしての才能を開花させ、2023年にはキャプテンとしてカンファレンスリーグ優勝の栄冠をクラブにもたらした。その後、記録的な移籍金でアーセナルへ加入。ロンドン北部でもその価値を高め続け、現在は多くの専門家から「将来のイングランド代表キャプテン」の本命と目されている。

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  • Declan Rice Arsenal 2025-26Getty

    『Sky Sports』にてジェイミー・レドナップ氏から、バロンドール候補に推す声について問われたライスは、冗談めかしてこう切り返した。「僕はただのキングストン(ロンドン郊外)出身のデック(デクランの愛称)だよ。違うかい?」

    続けて彼は、真摯な表情でこう付け加えた。

    「もちろん、そうした議論の中に自分の名前が出るのは光栄なことだ。アーセナルのファンが今の僕のプレーを高く評価してくれているし、その前はウェストハムのファンが僕を称えてくれていた。世界最高の選手たちと比較されるのは気分がいいものだし、それが長く続くことを願っているよ。それは自分が高いレベルでうまくプレーできている証拠だからね」

  • 飽くなき成功を求めるスーパースター軍団の一員となったライスにとって、ミケル・アルテタ監督は個人の完成度を追求する上で最高のパートナーとなっているようだ。ライスは、指揮官とのエピソードを次のように語っている。

    「今シーズンの開幕直後、監督は僕をかなり厳しく追い込んだ。開幕から2試合が終わった後だったかな、僕は彼のオフィスに呼び出されたんだ。彼はいくつかのプレーについて納得していなかったんだよ」

    その会談の内容を問われると、ライスは詳細を明かした。「いくつかのビデオクリップを見せられたんだ。ランニングの仕方やマークの追い方といった基本的なこと、それからボール保持時のポジショニングについて、彼が満足していない点があった。正直、僕自身も開幕当初はベストなレベルにないと感じていたんだ。 この監督の素晴らしいところは、僕を刺激するためにいつ『ナイフを突き立てる』べきかを知っていることだ。僕が耳を傾けるのが好きで、すべてを吸収しようとする性格だと分かっているからね。監督の指摘を悪いことだとは思わない。そう言われた瞬間、『よし、もっとレベルを上げなきゃな!』と自分に言い聞かせたよ」

  • Bournemouth v Arsenal - Premier LeagueGetty Images Sport

    アルテタ監督も今や「ライス・ファンクラブ」の有力なメンバーの一人だ。2025-26シーズン、背番号41のライスがそのポジションで最高の選手かと問われ、監督はこう答えている。「私にとっては、イエスだ。デクランは常にプレーの幅を広げ、チーム内での役割を進化させている。彼はまだ多くの分野で成長できるし、本人もそれを望んでいる。彼がどこで止まるのか私には想像もつかないよ」

    アーセナルは過去3シーズン連続で2位に終わっており、悲願のプレミアリーグ制覇に向けて邁進している。木曜日にはディフェンディング・チャンピオンであるリヴァプールとの直接対決が控えており、これはタイトルへの資質を問われる大きな試練となるだろう。現在、アーセナルは勝ち点5差で首位に立っており、この試合に勝利すれば、追走するライバルたちを一気に引き離すチャンスとなる。

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