- ラヤがライスを高評価
- 中盤での総合的な能力を称賛
- アーセナルはPSGとの大一番へ
Getty Images Sportライスはレアル・マドリーとの激戦となったチャンピオンズリーグ準々決勝で、アーセナルの勝利に大きく貢献。彼は両試合でマン・オブ・ザ・マッチに選出された。特にエミレーツ・スタジアムで行われた第1戦ではフリーキックから2得点を決めてみせた。
Getty/GOALベルナベウでの第2戦でも、ライスは自信に満ちたプレーを披露。ヨーロッパのエリート選手としての地位を確固たるものにした。アーセナルが19年ぶりとなるチャンピオンズリーグ決勝進出を狙う中、このイングランド代表選手は再び中盤の要として期待されるだろう。
アーセナルがチャンピオンズリーグ準決勝でパリ・サンジェルマンと対戦する前に、ラヤはライスがこのシーズンに与えた影響について絶賛。彼がトップレベルの選手へと成長し、チーム内で存在感を示すようになった点を強調した。
「彼は世界トップ3のミッドフィールダーの一人だ」
「6番から8番のポジションまでこなせ、守備も攻撃もでき、もちろんフリーキックも蹴れるようになった。今シーズンは昨シーズンよりさらに成長し、まだ若いながらも、間違いなくトッププレーヤーとリーダーとしてステップアップを果たした」
アーセナルはチャンピオンズリーグのグループステージでPSGを2-0で破ったものの、ラヤはフランス王者を軽視していない。パリの巨人はノックアウトステージで好調を維持し、アストン・ヴィラとリヴァプールを破って準決勝進出。リーグ戦でも優勝を確定させている。
「ヴィラ戦を観たが、本当に激しい試合だった」
「今シーズンに彼らと対戦した時から今や全く別のチームのように見える。彼らはプレスを非常に効果的に行い、最初の瞬間から最後の瞬間まで同じスタイルでプレーしている」
Getty Images Sportクラブ史上2度目のチャンピオンズリーグ決勝進出を目指すアーセナル。ライスをはじめとする選手の調子の良さや、ラヤの守備の安定感は勝敗の鍵を握る可能性がある。ミケル・アルテタ監督率いるチームは既に欧州のビッグステージで戦えることを証明しており、クラブの歴史に新たな1ページを刻むまであと2試合に迫っている。

