Cristiano Ronaldo Manchester UnitedGetty

C・ロナウド、マンチェスター・Uへの復帰はあり得る?「再び偉大にしたいと…」OBが見解

  • クリスティアーノ・ロナウドが近い将来に引退する兆候は見られず、サウジ・プロリーグのアル・ナスルとは新たに2年契約を結んだ。この契約により、衰え知らずのストライカーは42歳の誕生日を過ぎても現役を続けることになる。もし彼がまだ意欲を持てば、記録を塗り替えてきたキャリアはさらに延長される可能性もある。

    しかし、ロナウドもいずれ現役引退する日が来る。次の進路に関する憶測は既に始まっている。史上最高の選手の一人である彼が、指導者への転身を求めるかどうかが問われているところだ。そのほか、CR7はオーナーシップなどサッカークラブの日常運営に直接関与できる裏方役になる可能性も検討されている。

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    もし彼がその道を進むなら、ユナイテッドとの再会が実現する可能性もある。プレミアリーグの巨人はロナウドをスーパースターの道へと導き、初のチャンピオンズリーグ優勝とバロンドールをもたらした。しかしレッド・デビルズでの二度目の在籍は、契約解消という物議を醸す形で幕を閉じた。

    ダニー・シンプソンは、C・ロナウドがオールド・トラッフォードで過去の悔しさを晴らしたいと思っているかとの問いに、『MightyTips』でこう語った。

    「否定はしない。彼のメンタリティを見れば、クラブへの思い入れは明らかだ。再び戻りたいが別の形で、と本人も言うだろう。彼は自分の去り方が気に入らなかったと思う。だから何らかの形で意思決定に関わりながら、ユナイテッドを再び偉大にするために戻りたいと思っているだろう」

    「ビジネス面は明らかに以前とは異なるが、彼自身もビジネスマンだ。周囲のチーム体制も申し分ない。彼が復帰すれば、今後のクラブ運営においても多くの貢献ができると確信している。彼のメンタリティと行動力こそが、ユナイテッドに必要な要素だ」

  • マンチェスターでのCR7の将来について、他の元ユナイテッドのスターたちも推測を述べている。ウェズ・ブラウンはこう語った。

    「クリスティアーノ・ロナウドが何を望んでいるかは誰にもわからない。だが、彼が成し遂げてきたことを考えれば、疑う余地はない」

    「まず第一に、サウジアラビアでの活躍次第だろう。彼がすぐに引退するとは限らないからだ。アル・ナスルでは今でもゴールを量産している。だが間違いなく経営陣入りもできる。指導者路線を避け、経営陣レベルへ進む能力は100%備えている。なぜそうしない? もし彼がそれを楽しんでいるなら、彼にとって完璧な選択だろう」

    クイントン・フォーチュンはこう付け加えた。

    「クリスティアーノ・ロナウドが監督になれるか? 彼が本気で取り組めば何でも成し遂げられると思う。彼のキャリアを通じて我々はそれを目の当たりにしてきた。マンチェスター・ユナイテッドでは共同オーナーとしての姿も想像できる。彼はサッカー界でも経済的にも驚異的な成果を上げてきた。クラブへの愛があるからこそ、あらゆる可能性が開けている。彼が築いた素晴らしい記憶が今もクラブに愛されている以上、もし裏方での機会があれば、彼は飛びつくようにその一員となるだろう」

  • Cristiano Ronaldo Al-Nassr 2025-26Getty

    1999年の3冠達成メンバーであるテディ・シェリンガムは同じ話題についてこう語った。

    「クリスティアーノ・ロナウドがルベン・アモリム監督率いるマンチェスター・ユナイテッドに復帰すれば大歓迎だろう。だが彼はより大きく、より良いものを目指している」

    「ロナウドはデイヴィッド・ベッカムのように、指導者としての道ではなく世界中でより注目度の高い活動に従事する道を選ぶだろう。クラブに復帰するならば、どんな立場であれ非常に歓迎されるはずだが、彼がコーチになることはまずないだろう」

    なお、C・ロナウドは今後の進路について、これまで何らかのことも示唆していない。CR7ブランドは世界最大級のビジネス帝国を築き上げており、引退時にはサッカー界から完全に離れる可能性もある。そうすれば特定のクラブや組織との専門的な繋がりを持たずに、遠くから見守ることができるだろう。