ハフィーニャ、バルセロナ前指揮官チャビへの不信感を告白「彼は信頼していなかった」

ハフィーニャは2022年夏、リーズからバルセロナに移籍し、チャビがカン・ノウで初シーズンを指揮する前に加入した。ブラジル人選手はカタルーニャのクラブでの初期段階では主要な役割を果たせなかったが、ウスマン・デンベレがパリ・サンジェルマンに移籍したことで、徐々にクラブにとって重要な存在になっていった。

ハフィーニャは、ハンジ・フリックが昨年夏にチャビに代わって監督に就任して以来、素晴らしいシーズンを送っており、バルセロナが3度目の欧州3冠を目指す中で、バロンドール受賞の有力候補の一人となっている。ブラジル人選手は、チャビとの間で何があったのかを説明し、2023年のヨーロッパリーグ準決勝でマンチェスター・ユナイテッド戦において交代させられた後、ベンチでパンチを放った理由についても明かした。

ユーチューバーのイザベラ・パリアリとのインタビューで、ハフィーニャは次のように語った。

「彼もコーチングスタッフも僕を信頼していないと感じた。誰もいない時、僕はそこにいて90分間フル出場した。持てるすべてを出し切って試合に勝ったが、僕の代わりにプレーできる選手がいた時は、考えずに交代した。時には60分間全力でプレーしても、交代させられることもあった。

「ベンチに下がった時に爆発してパンチを放つ僕の有名な動画がある。マンチェスター・ユナイテッド戦だったと思う。その時は本当に調子が良く、ゴールを決めアシストもした。2-2の同点で、彼が交代させた。僕はまさに明確なチャンスを作り出したところだった。調子が良く、プレーも良かった。そして最初の交代だった。それを見た時、信じられなかった。改善しようとした。彼と何度も話し合ったが、効果はなかった。彼は自分の考え方を変えなかった」

ハフィーニャは、バルセロナがアスレティック・クラブからニコ・ウィリアムスの獲得に慎重な姿勢を示していたため、夏に退団の噂が浮上していた。しかし、バルセロナがチャンピオンズリーグ優勝を目標に掲げる中、クラブに残留したことは全員にとって良い結果となっている。