ガクポがケインとチームメイトに？ニコ・ウィリアムズの獲得失敗を受けてバイエルンの補強候補に

バイエルンは、リロイ・サネのガラタサライへのフリー移籍によってスカッドに大きな穴が空くことになった。イタリアの『スカイスポーツ』によると、バイエルンのスポーツディレクターを務めるマックス・エベル氏はミュンヘンに飛び、ニコ・ウィリアムズの獲得失敗を受けたことで次のステップを検討している模様。クラブは新たに複数のターゲットを特定し、リヴァプールのコーディ・ガクポがその中でも繰り返し名前が挙がる選手の一人のようだ。

バイエルンの計画が頓挫したことで、エベル氏と取締役会に対する圧力は高まり続けている。というのも、バイエルンは今オフ、フロリアン・ヴィルツからニコ・ウィリアムズまで関心を示した全ての選手を逃すことに。現在は代替オプションに注意を向けており、左ウィングのポジションに2人の選手を候補リストに挙げたとのこと。それがガクポとブライトンの三笘薫だ。

バイエルンはミランのラファエル・レオンとも交渉を開始したが、具体的な成果は得られなかった。バイエルンはブラッドリー・バルコラを第一候補と見ていたが、パリ・サンジェルマンは彼を売却しないと主張。報道によると、バイエルンは久保建英とも交渉したが、6000万ユーロ（約100億6000万円）の契約解除条項が大きな障壁となっているようだ。

ミュンヘンで展開されている状況は、ヴァンサン・コンパニー監督率いるチームが現在のプロジェクトで選手を魅了し、影響を与えることができていないことを示唆している。報道によると、バイエルンはレヴァークーゼンからヴィルツの獲得を狙う際にも同じ問題に直面した。ヴィルツは、バイエルンがリヴァプールよりも高い給与とインセンティブを提示したにも関わらず拒否した。ガクポは2028年までリヴァプールと契約しており、バイエルンに連れてくるためには大金を投じ、説得力のあるプロジェクトを提示する必要がある。