チェルシー、サンチョの買取義務条件が有効に？その発生条件とは…一方で破棄も可能とも

昨夏の移籍市場で、マンチェスター・ユナイテッドからレンタルでチェルシーに加入したサンチョ。今季公式戦では3ゴール10アシストにとどまっているが、買取義務条項の発生条件を満たすことになったようだ。

チェルシーは20日、プレミアリーグ第33節でフラムと対戦。サンチョが後半頭から出場したこの試合だが、20分に先制点を奪われたものの、終盤の2ゴールで逆転勝利を収めている。

これでチェルシーは勝ち点を57まで伸ばし、今季のプレミアリーグを15位以上で終えることが確定。そして移籍市場に精通するベン・ジェイコブス記者によると、サンチョの買取義務はチェルシーが15位以上でシーズンを終える場合に確定するという。また、金額は2500万ポンドに設定されているようだ。

一方でジェコブス氏によると、チェルシーはこのオプションの破棄も可能である模様。マンチェスター・ユナイテッド側へ500万ポンドを支払う場合、今回の買取義務を破棄できるようだ。決断はシーズン後に行われると伝えられている。

2021年にドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへ加入したサンチョだが、同クラブとの契約は残り1年に。一方で対立していたエリック・テン・ハーグ前監督が退任したため、来季はルベン・アモリム監督の下で再スタートを切る可能性も伝えられている。