内定チェルシー戦で圧巻弾の18歳FWエステヴァン、試合後にパーマーに言われたことは…？

エステヴァンはクラブワールドカップ2025で素晴らしい活躍を披露。パルメイラスでの最終戦となるチェルシーとの準々決勝で、ほとんど角度のない場所から驚異的なゴールを決めた。パルメイラスは2-1の敗戦で大会を後にしたが、この若き選手は記憶に残る形で最終戦を終えた。

試合後、コール・パルマー、リアム・デラップ、エンソ・フェルナンデス、リース・ジェームズ、ダリオ・エスーゴなど、ブルーズのスター選手たちが若手と交流。パーマーは残りの大会に参加するよう誘ったとみられるが、新加入のチェルシー選手は丁重に断ったようだ。

記者団に対し、エステヴァンは次のように述べている。

「コールが僕に何と言ったのか、エスーゴに聞いたんだ。彼は少し笑ってから翻訳し、『コールは君に興奮していると言っていた。試合後、一緒に来てほしいと言っていた』と教えてくれたんだ。僕はチームメイトたちともう少し一緒にいたかった。彼らと一緒にここに来たわけだし、彼らと一緒にブラジルに戻ろうと思ったんだ。僕たちの努力を知っているのは僕たちだけだからね」

「でも、誇りを持って去るよ。チェルシーのような偉大なクラブが僕を受け入れてくれたことに感謝している。イングランドの新しいファンに、自分が誰なのかを示したかっただけだよ。それが全てだ。これからも学びたいと思っている。ロンドンで成長し、歴史を築きたい。チェルシーはもう少し待ってくれるはず。ベースキャンプの選手一人一人、スタッフ、関係者全員にきちんと別れを告げたいんだ」

エンツォ・マレスカ監督率いるチェルシーは、火曜日にニュージャージーのメットライフ・スタジアムで再びブラジル勢のフルミネンセと対戦。クラブワールドカップ準決勝に臨む。