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UCL final combined XI GFXGetty/GOAL

CL決勝混合ベストイレブン:PSGからはデンベレら8人!? インテルから選出されたのは…

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今週末に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝、パリ・サンジェルマン(PSG)vsインテルの一戦で、ヨーロッパのシーズンは幕を閉じる。激戦必至のファイナル。9月のリーグフェーズ時には優勝候補ではなかった両チームだが、異なる道のりを経て、ミュンヘンでの栄光の舞台に値するだけの戦いを見せてきた。

PSGは最初の5試合でわずか1勝しか挙げらず、苦しいスタートを切った。それでも早期敗退の危機を乗り越え、その後はノックアウトフェーズで、リヴァプール、アストン・ヴィラ、アーセナルの3つのプレミアリーグクラブを連破。ルイス・エンリケ監督率いるチームは、キリアン・エンバペやネイマールなどスター選手たちが退団した中でも、スリリングな攻撃サッカーを展開して初優勝に王手をかけた。

一方、インテルは2シーズンぶりの決勝進出。バイエルンとの準々決勝での印象的な勝利に続き、準決勝ではバルセロナを相手に2戦合計スコア7-6で死闘を制した。守護神ヤン・ゾマーを中心とした堅守、ラウタロ・マルティネスとマルクス・テュラムの強力2トップを武器に通算4回目のビッグイヤーを狙う。

PSGとインテルが公式戦で対戦するのは史上初。その実現が決勝という大舞台となった。そして、GOALでは、今季最注目の一戦を前に、2024-25シーズンの両チームのパフォーマンスに基づいて混合ベストイレブンを選出した。

  • FBL-EUR-C1-ASTON VILLA-PSGAFP

    GK: ジャンルイジ・ドンナルンマ

    2021年にミランからPSGに加入したドンナルンマ。ルイス・エンリケ率いるチームがCL決勝にまで進むことができたのは、この守護神の活躍があったからに間違いない。特にノックアウトフェーズでのプレーは見事だった。

    ドンナルンマのPKセーブのスキルは、リヴァプールとのラウンド16で遺憾なく発揮され、その後の準々決勝でもアストン・ヴィラの第2戦での猛反撃に対して、2つの素晴らしいセーブを披露した。その好パフォーマンスぶりは準決勝でも継続され、アーセナルとの2試合では4回のファインセーブを見せて、決勝進出に貢献した。

    これは、インテルのヤン・ゾマーがチームに貢献していないというわけではない。彼の準決勝バルセロナ戦でのパフォーマンスはすでにサン・シーロの伝説となってい。ただ、今回はドンナルンマの一貫して卓越したプレーを評価し、選出している。

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  • Paris Saint-Germain v Arsenal FC - UEFA Champions League 2024/25 Semi Final Second LegGetty Images Sport

    RB: アクラフ・ハキミ

    現在、世界最高の右サイドバックとの呼び声も高いアクラフ・ハキミは、今大会を通じて彼がなぜ多くの同僚たちに負けないのかを示し続けている。モロッコ代表DFは、ディフェンスの責務も果たしながら、高い攻撃能力を発揮し、理想的な現代のサイドバックとして君臨している。

    彼の今季の成績は、公式戦8ゴールと14アシスト。CLでは準々決勝と準決勝の両方で得点しており、レアル・マドリーが彼を手放したのが未だに疑問視されている。

  • Arsenal FC v Paris Saint-Germain - UEFA Champions League 2024/25 Semi Final First LegGetty Images Sport

    CB: ウィリアン・パチョ

    PSGであまり知られていない名前の一人、ウィリアン・パチョは、パルク・デ・プランスでのデビューシーズンでそのパフォーマンスを通じ、フランス王者の観衆に自らをアピールした。昨夏、フランクフルトから加入したパチョは、すぐにルイス・エンリケ監督のスターティングメンバーに名を連ね、それ以来ほとんど欠場していない。

    PSGのバックラインの中心でマルキーニョスのパートナーとしてプレーする中、ヨーロッパの強力なフォワードたちを見事に抑え、その空中戦の強さと落ち着きが共にエリートレベルであることを証明している。

  • Alessandro Bastoni Inter 2024-25Getty Images

    CB:アレッサンドロ・バストーニ

    イタリア代表が国際大会で大きな成果を残していないからか、あるいはインテルが評論家やファンにヨーロッパの強豪として評価されていないのか、アレッサンドロ・バストーニは一貫した優秀さを見せ続けたにもかかわらず、世界最高のセンターバックの一人として評価されることはほとんどない。

    彼は優雅なディフェンダーであり、その磨かれた左足で驚異的なパスを繰り出す能力を持っている。シモーネ・インザーギ監督の好む[3-5-2]システムが機能するために欠かせない存在だ。週末のミュンヘンでの一戦で、ついに彼が相応しい評価を得ることになるかもしれない。現時点ではこの混合ベストイレブンへの選出で我慢してもらわなければならない。

  • Arsenal FC v Paris Saint-Germain - UEFA Champions League 2024/25 Semi Final First LegGetty Images Sport

    LB: ヌーノ・メンデス

    2022年夏にスポルティングCPからPSGに加入して以来、ヌーノ・メンデスは世界屈指の攻撃的サイドバックの一人であることを示している。今季もそれは継続中で、アストン・ヴィラとの準々決勝含め、チャンピオンズリーグで4ゴールを記録している。

    しかし、今大会を通じて最も注目されたのはメンデスの守備能力だ。ポルトガル代表の彼はラウンド16のリヴァプール戦でモハメド・サラーを2度封じ込め、準決勝のアーセナル戦ではブカヨ・サカの抑える効果的な仕事もこなした。

    まだ時折ミスはあり、インテルの準決勝ではラミン・ヤマルに躍動を許したが、このベストイレブンに選ばれるにふさわしい活躍を見せている。

  • FC Bayern München v FC Internazionale Milano - UEFA Champions League 2024/25 Quarter Final First LegGetty Images Sport

    CM: ニコロ・バレッラ

    バストーニ同様、ニコロ・バレッラもイタリア国外ではあまり評価されていないが、ヨーロッパのトッププレーヤーの一人であることに疑いはない。積極的な守備でも活躍するメトロノームのようなパサーであるバレッラは、インテルを動かしている選手。

    彼の攻撃面での数字(2024-25シーズンは3ゴールと8アシスト)は突出こそしていないが、バレッラは重要な場面のためにその力を温存する傾向があり、週末のファイナルで印象的な活躍を見せる可能性は十分あるだろう。そのため、我々の選考では、対峙するファビアン・ルイスを僅かに上回った。

  • Joao Neves PSG Toulouse Ligue 1 Getty

    CM: ジョアン・ネヴィス

    ジョアン・ネヴィスは、PSGが昨夏ベンフィカに支払った5500万ユーロ(約90億円)の価値があると証明し、ヨーロッパ屈指の守備的ミッドフィールダーの一人としての地位を確立した。

    ボール保持時には高いクオリティと破壊力を発揮する20歳MFは、PSGの将来を引っ張る存在として、周囲を脅かしている。リーグフェーズでマンチェスター・シティ相手に、シーズンの最も重要なゴールの一つを決めたことも忘れてはならない。それがこのベストイレブンにおいて、ハカン・チャルハノールを凌ぐ理由だ。

  • vitinhaGetty Images

    CM: ヴィティーニャ

    ヴィティーニャがポルト在籍時に2021年にウォルヴァーハンプトンにレンタルされた期間は、今では遠い昔のように感じられる。ポルトガル代表の同選手は、PSGで2シーズン連続で最高のミッドフィールダーの一人としての地位を確立している。

    ヴィティーニャはフランス王者のプレーのテンポを操り、パスレンジに関しては現代で彼に並ぶ者は多くはいない。より多くのゴールを挙げることができればより素晴らしいが、このベストイレブンに選出することは比較的簡単な決断だった。

  • FC Internazionale v SS Lazio - Serie AGetty Images Sport

    RW: デンゼル・ドゥンフリース

    このベストイレブンを選出するにあたり、右ウイングを選ぶのはおそらく最も難しい問題だった。今季、PSGで39ゴールに関与したブラッドレ・バルコラもいれば、PSG加入1年目で特にノックアウトフェーズから躍動している19歳のデジレ・ドゥエを選ぶこともできた。

    だが最終的に、インテルのウイングバックとしてパワフルな攻撃参加を見せるドゥンフリースを選ばずにはいられなかった。バルセロナとの準決勝では5つのゴールに関与し、オランダ代表DFにとっては、キャリア最高の瞬間の一つであった。週末の一戦で、メンデスが彼を止めるのは容易ではない。

  • FBL-FRA-CUP-DUNKERQUE-PSGAFP

    ST:ウスマン・デンベレ

    シーズン開幕前にウスマン・デンベレがバロンドールを受賞するというのは考えられなかったことかもしれないが、驚異的な活躍を見せたフランス代表FWは、今ではゴールデンボールの有力候補としてCLファイナルに臨もうとしている。現時点で記録しているキャリア最多の33ゴールのうち、24ゴールは年明けに記録したものだ。

    ルイス・エンリケ監督は、ウイングから9番へのポジションにコンバートしたことで、彼の良さを最大限に引き出した。ピッチをワイドに動く自由を持たせ、そのポテンシャルを発揮させた。そのため、このラインナップではインテルのラウタロ・マルティネスを上回って選出されている。

  • Arsenal FC v Paris Saint-Germain - UEFA Champions League 2024/25 Semi Final First LegGetty Images Sport

    LW: クヴィチャ・クヴァラツヘリア

    今シーズン、ヨーロッパの五大リーグで2つのタイトル獲得に貢献した唯一の男。クヴィチャ・クヴァラツヘリアは、2023-24シーズンでやや低調だった中、今季はベストを取り戻し、そして今年1月にPSGに加入して以降は、さらに躍動を続けている。

    彼がこの時代の世界最高のウイングの1人として長く君臨するためには、より多くのゴールを決める必要があるかもしれない。ただ、それでも彼はシーズンを通じて印象的な活躍を見せており、このベストイレブンでもマルクス・テュラムを抑えて選出した。