今週末に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝、パリ・サンジェルマン(PSG)vsインテルの一戦で、ヨーロッパのシーズンは幕を閉じる。激戦必至のファイナル。9月のリーグフェーズ時には優勝候補ではなかった両チームだが、異なる道のりを経て、ミュンヘンでの栄光の舞台に値するだけの戦いを見せてきた。
PSGは最初の5試合でわずか1勝しか挙げらず、苦しいスタートを切った。それでも早期敗退の危機を乗り越え、その後はノックアウトフェーズで、リヴァプール、アストン・ヴィラ、アーセナルの3つのプレミアリーグクラブを連破。ルイス・エンリケ監督率いるチームは、キリアン・エンバペやネイマールなどスター選手たちが退団した中でも、スリリングな攻撃サッカーを展開して初優勝に王手をかけた。
一方、インテルは2シーズンぶりの決勝進出。バイエルンとの準々決勝での印象的な勝利に続き、準決勝ではバルセロナを相手に2戦合計スコア7-6で死闘を制した。守護神ヤン・ゾマーを中心とした堅守、ラウタロ・マルティネスとマルクス・テュラムの強力2トップを武器に通算4回目のビッグイヤーを狙う。
PSGとインテルが公式戦で対戦するのは史上初。その実現が決勝という大舞台となった。そして、GOALでは、今季最注目の一戦を前に、2024-25シーズンの両チームのパフォーマンスに基づいて混合ベストイレブンを選出した。
















