チャンピオンズリーグ(CL)の前半戦となるリーグフェーズは、ここまで6節を消化して残り2試合に。ラウンド16への直接進出権(8位以内)、プレーオフでのシード権(=セカンドレグホーム開催/16位以内)、プレーオフ出場権(24位以内)という3つのボーダーラインを巡る争いは熾烈を極めている。
順位表は上下方向にぎゅっと圧縮されており、勝ち点1はもちろん同勝ち点でも得失点差ひとつで順位が2つも3つも入れ替わる。昨シーズンの結果にAIによる予測を加味すれば、8位以内は勝ち点16、16位以内は同13、24位以内は同10がボーダーライン。ほとんどのチームにとって残り2試合は、シーズンの命運を左右する正念場だ。
そこで今回は、現時点における実際の勝ち点および順位と、『Opta』のAIがパフォーマンスデータに基づいて算出した勝ち点期待値(XPTS)および順位期待値(XPOS)を比較した上で、残り2試合で順位を大きく上げてきそうな“魅力的”なクラブのTOP10ランキングを作成してみた。
まずは、勝ち点期待値と実際の勝ち点の差分(XPTS-PTS)、および順位期待値と実際の順位の差分(XPOS-POS)を用いて、現時点でピッチ上の結果がパフォーマンスに対して下振れしているチームを選出。次に「結果は最終的に期待値に近づく(回帰する)」という前提に立ち、下振れの幅、残り2試合の対戦相手とのパフォーマンス差、順位表の密度を勘案して、最終順位が現在よりも3位以上ジャンプする可能性を評価した。
以下、そのランキングと具体的な注目点をチームごとに見て行くことにしよう。
文=片野道郎(イタリア在住ジャーナリスト)
※参考にしたスタッツ(『Opta』より)
勝ち点期待値(XPTS)
順位期待値(XPOS)
ゴール期待値(XG)
失点期待値(XGA)










