このページにはアフィリエイト リンクが含まれています。提供されたリンクを通じて購入すると、手数料が発生する場合があります。
CL Attractiveness ranking(C)Shoko Kitayama

リヴァプール&バルセロナから目が離せない?チャンピオンズリーグ“真の魅力度”ランキングトップ10

CL・EL2025-26配信!

WOWOWオンデマンド

WOWOWでCL・ELを独占生中継!

この熱狂に乗り遅れるな。 

オンデマンドなら今すぐ視聴可能

WOWOWオンデマンド

月額2,530円(税込)

今すぐチェック

チャンピオンズリーグ(CL)の前半戦となるリーグフェーズは、ここまで6節を消化して残り2試合に。ラウンド16への直接進出権(8位以内)、プレーオフでのシード権(=セカンドレグホーム開催/16位以内)、プレーオフ出場権(24位以内)という3つのボーダーラインを巡る争いは熾烈を極めている。

順位表は上下方向にぎゅっと圧縮されており、勝ち点1はもちろん同勝ち点でも得失点差ひとつで順位が2つも3つも入れ替わる。昨シーズンの結果にAIによる予測を加味すれば、8位以内は勝ち点16、16位以内は同13、24位以内は同10がボーダーライン。ほとんどのチームにとって残り2試合は、シーズンの命運を左右する正念場だ。

そこで今回は、現時点における実際の勝ち点および順位と、『Opta』のAIがパフォーマンスデータに基づいて算出した勝ち点期待値(XPTS)および順位期待値(XPOS)を比較した上で、残り2試合で順位を大きく上げてきそうな“魅力的”なクラブのTOP10ランキングを作成してみた。

まずは、勝ち点期待値と実際の勝ち点の差分(XPTS-PTS)、および順位期待値と実際の順位の差分(XPOS-POS)を用いて、現時点でピッチ上の結果がパフォーマンスに対して下振れしているチームを選出。次に「結果は最終的に期待値に近づく(回帰する)」という前提に立ち、下振れの幅、残り2試合の対戦相手とのパフォーマンス差、順位表の密度を勘案して、最終順位が現在よりも3位以上ジャンプする可能性を評価した。

以下、そのランキングと具体的な注目点をチームごとに見て行くことにしよう。

文=片野道郎(イタリア在住ジャーナリスト)

※参考にしたスタッツ(『Opta』より)

勝ち点期待値(XPTS)

順位期待値(XPOS)

ゴール期待値(XG)

失点期待値(XGA)

▶CL・EL全試合をWOWOWで独占生中継!

  • barcelona(C)Getty images

    10位:バルセロナ/3勝1分2敗・勝ち点10(15位)

    XPTS=8.8(+1.2)

    XPOS=18位(+3)

    順位ジャンプ可能性:★★★★★

    クラブの格からすれば15位という現在の順位は不本意なもの。しかしデータに目を向けると、勝ち点、順位のどちらも期待値よりも上振れしている。少なくともCLにおいては、パフォーマンスのレベルも決して高くなかったということになる。

    とはいえ、残り2試合の相手はスラヴィア・プラハ(33位)とコペンハーゲン(24位)。ここでしっかり勝ち点6を上積みすれば、トップ8のボーダーラインである勝ち点16に手が届く。データや期待値を越えたところで最終的な帳尻が合ってしまうところが、強者の強者たる所以ということになるのかもしれない。

  • 広告
  • tottenham(C)Getty images

    9位:トッテナム/3勝2分1敗・勝ち点11(11位)

    XPTS=9.3(+1.7)

    XPOS=14位(+3)

    順位ジャンプ可能性:★★★☆☆

    勝ち点、順位とも期待値より上振れしているのは、1-0で勝った第1節ビジャレアル戦、引分けをもぎ取ったボデ/グリムト戦、モナコ戦のいずれも内容的には明らかに相手が上回っていたため。にもかかわらず、トップ8入りの可能性を少なからず残しているのは、残り2試合で勝ち点6を上積みできる余地があるからだ。

    最大の焦点は次節ドルトムント戦。勝ち点では並んでいるがここまでのパフォーマンスでは上回っている相手との直接対決は、勝った方がトップ8入りに希望を残せる勝負の一戦だ。最終節の相手が事実上敗退が決まっているフランクフルト(31位)というのも好材料。監督の足場が揺らいでいる難しいチーム状況とはいえ、ここで勝ち点3をもぎ取ればシーズンの流れが一気に変わる可能性すらある。

  • as monaco(C)Getty images

    8位:モナコ/2勝3分1敗・勝ち点9(19位)

    XPTS=9.6(-0.6)

    XPOS=12位(-7)

    順位ジャンプ可能性:★★☆☆☆

    マンチェスター・シティ(4位)、トッテナム(11位)から引分けをもぎ取る善戦を見せながら、クルブ・ブルッヘ(31位)に敗れパフォス(26位)に引き分けと、同格以下の相手に対する取りこぼしが響いて順位の下振れが大きくなっている。最も密集度の高い勝ち点9~10帯にいるのに加え、得失点差でも不利なのがその大きな理由だ。

    そして残り2試合は、レアル・マドリー、ユヴェントスという強豪が相手。2試合で勝ち点1を挙げればプレーオフ圏内はほぼ確実だが、連敗すると得失点差で圏外に滑落する可能性もある。フォラリン・バログンと並んで攻撃の中核を担ってきた南野拓実の負傷離脱も大きな痛手だ。

    ▶CL・EL全試合をWOWOWで独占生中継!

  • benfica(C)Getty images

    7位:ベンフィカ/2勝0分4敗・勝ち点6(25位)

    XPTS=8.9(-2.9)

    XPOS=16(-9)

    順位ジャンプ可能性:★★★☆☆

    開幕戦でカラバフに取りこぼしたのを皮切りに4連敗という最悪のスタートも、ジョゼ・モウリーニョの就任で盛り返し、アヤックス、ナポリを下して何とかプレーオフ圏のボーダーラインにしがみついている。

    勝ち点XPTS、順位XPOSとも下振れが非常に大きく、挽回の余地はあるように見えるが、ラスト2試合の相手はユヴェントス(17位)とレアル・マドリー(7位)だ。2試合で勝ち点4をもぎ取れば24位以内は確実、勝ち点3でも滑り込みは可能だが……。

  • olympiacos(C)Getty images

    6位:オリンピアコス/1勝2分3敗・勝ち点5(29位)

    XPTS=8.9(-3.9)

    XPOS=17位(-12)

    順位ジャンプ可能性:★★★☆☆

    36チーム中、順位の下振れが最も大きいのがオリンピアコス。パフォス(26位)、PSV(21位)に対して内容で圧倒しながら引分け止まりに終ったのが大きく響き、勝ち点、順位とも期待値を大きく下回ってプレーオフ圏外に留まっている。

    3-4で敗れたレアル・マドリー戦も含めパフォーマンスは決して悪くない上、ラスト2試合の相手はレヴァークーゼン(20位)、アヤックス(34位)と勝ち点4以上を期待できる対戦カード。アフリカネーションズカップでも活躍中のモロッコ代表FWアユーブ・エル・カービが爆発すれば、プレーオフ圏内に滑り込めるかもしれない。

  • bilbao(C)Getty images

    5位:アトレティック・クルブ/1勝2分3敗・勝ち点5(28位)

    XPTS=8.0(-3.0)

    XPOS=22位(-6)

    順位ジャンプ可能性:★★★☆☆

    実際の順位が期待値を大きく下回っているチームのひとつがアトレティック・クルブだ。アーセナル、ドルトムント、ニューカッスルに敗れたのは仕方のないところだが、第5節にスラヴィア・プラハ(33位)に内容で圧倒しながら引き分けて勝ち点2を取りこぼしたのが痛かった。その分、直近の第6節にPSGから圧倒的な劣勢にもかかわらず勝ち点1をもぎ取って帳尻を合わせたが、順位はまだ28位とプレーオフ圏外に留まっている。

    パフォーマンスに目を向けると、ここまで6試合でわずか4得点という攻撃力の低さが最大の課題。それでもゴール期待値(XG)は「7.2」とそれを3.2上回っており、得点力向上の余地は残されている。攻撃の中核を担うべきニコ・ウィリアムス、成長株のロベルト・ナバーロ、昨シーズンの躍進を支えたトップ下のオイアン・サンセットらアタッカー陣が本来の力を発揮すれば、復調は十分に可能だ。

    残り2試合の相手はアタランタ(5位)とスポルティングCP(14位)。いずれも好調なチームだが、勝ち点4を積み上げることができれば、得失点差次第で24位以内に滑り込むことも不可能ではない。

  • galatasaray(C)Getty images

    4位:ガラタサライ/3勝0分3敗・勝ち点9(18位)

    XPTS=9.2(-0.2)

    XPOS=15位(-3)

    順位ジャンプ可能性:★★★☆☆

    開幕戦でフランクフルト(30位)に1-5で敗れたかと思えば、第2節にはリヴァプール(9位)を1-0で下す大金星。その後もボデ/グリムト、アヤックスに連勝してトップ8入り(8位)を果たすも、直近2試合はウニオンSG、モナコにいずれも0-1で敗れて順位も18位まで降下している。

    それでも、現在の勝ち点はまだXPTSを僅かながら下回っており、順位もXPOSより3つ低い。注目すべきは、ここまで挙げた得点(8)がゴール期待値(11.4)をはっきりと下回っていること。下振れ幅の大きさ(-3.4)は出場32チーム中5番目に大きい。エースストライカーのヴィクター・オシムヘンは8得点中6得点を叩き出す活躍を見せているが、この数字も期待値(6.21)と比べると下振れしている。つまり、パフォーマンスの「伸びしろ」はまだ残っているということだ。

    残り2試合の相手はアトレティコ・マドリー(8位)とマンチェスター・シティ(4位)。一見すると「禁断の対戦カード」のようにも見えるが、実はアトレティコはXPTSが8.0に対して勝ち点12、パフォーマンスに基づくXPOSは実際の順位を大幅に下回る21位と、結果の上振れ幅が最も大きいチーム。残り2試合でこの上振れ分が回帰すると仮定すると、ガラタサライにもチャンスは出てくる。

    現在の順位帯は最も密集度が高いゾーンであり、勝ち点3でもプレーオフのシード権を得られるトップ16へのジャンプアップは可能だ。

    ▶CL・EL全試合をWOWOWで独占生中継!

  • newcastle(C)Getty images

    3位:ニューカッスル/3勝1分2敗・勝ち点10(12位)

    XPTS=11.6(-1.6)

    XPOS=7位(-5)

    順位ジャンプ可能性:★★★★☆

    ピッチ上の成績は3勝1分2敗(勝ち点10・得失点差+7)で12位。それに対してXPTSは11.6で7位。順位の下振れ幅が-5、勝ち点のそれも-1.6と、パフォーマンスに見合った結果が出ていない。失点、失点期待値(XGA)のいずれも5位と堅守を誇りながら、数少ない失点が試合結果に直接響く結果になっている。

    この数字の原因は、直近2試合での取りこぼし。マルセイユ戦(1-2)は合わせてシュート38本が飛び交う乱戦だったが、後半逆転を許した後に質の高い決定機が作れず押し切られた。レヴァークーゼン戦(2-2)は、逆転しながら試合をコントロールしきれず、終了間際に追いつかれて引き分け。いずれも拮抗した試合のゲームマネジメントに課題を残した。

    残り2試合の相手はPSV(21位)とPSG(3位)。前者は勝ち点3を計算できる試合であり、後者はもし相手がすでに勝ち点16ラインをクリアしてトップ8入りを決めていれば、モチベーション面で優位に立てる可能性もある。勝ち点4を上積みできれば10位前後、6ならトップ8入りも期待できそうだ。

  • juventus(C)Getty images

    2位:ユヴェントス/2勝3分1敗・勝ち点9(17位)

    XPTS=10.4(-1.4)

    XPOS=11位(-6)

    順位ジャンプ可能性:★★★★★

    ビッグネームの中ではここまで苦戦してきているチームのひとつ。勝ち点、順位ともに下振れが大きいのは、序盤4試合で3引分け、しかもビジャレアル、モナコという順位で下回るチームに勝ち切れなかったのが大きな理由だ。

    ただし、この4試合のうち3試合は前監督イゴール・トゥドルの下で戦ったもの。4試合目のスポルティングCP戦(1-1)も、現監督ルチアーノ・スパレッティに交代して1週間も経っていない時点での試合であり、チームの状況は現在とは少なからず異なっていた。その後の2カ月でスパレッティ監督の戦術が浸透してきており、CLの第5~第6節に連勝しただけでなく、セリエAでも勝ち点を積み重ねて順位を上げてきている。

    残り2試合の相手はモナコ(19位)とベンフィカ(25位)。実力的には拮抗しているものの、前者は守備、後者は攻撃に課題を抱えており、ユヴェントスから見れば勝ち点4から6の積み上げも狙える対戦カードだ。現在の順位帯は勝ち点11から9の間に11チームが固まっている密集地帯であり、勝ち点4を上積みできればプレーオフ圏内(16位以内)は確実、プラス6なら10位前後へのジャンプアップも可能である。ただし、トップ8入りは難しいだろう。

  • 1位:リヴァプール/4勝0分2敗・勝ち点12(9位)

    XPTS=13.6(-1.6)

    XPOS=2位(-7)

    順位ジャンプ可能性:★★★★★

    ここまで6試合の成績は4勝2敗(勝ち点12・得失点差+3)で9位だが、XPTSは13.6でアーセナル(15.4)に次いで2位。順位の下振れ幅が-7、勝ち点のそれが-1.6と上位チームの中では最も大きい。

    これはとりわけ、0-1で敗れた第2節ガラタサライ戦、1-4で敗れた第5節PSV戦のいずれも、内容的にはゴール期待値、シュート数、支配率などほとんどの指標で相手を上回っていたことによるもの。4勝のうち3勝(アトレティコ、レアル・マドリー、インテル)はいずれも1点差の辛勝だが、内容では明らかな優位に立っており、結果は妥当と言える。ここまでの課題(=下振れの原因)は、作り出した決定機XG(14.1)を得点(11)が下回っていること。つまり決定力の低さにある。

    残り2試合の相手(マルセイユとカラバフ)はいずれも、XPTSベースで20位台のチームであり、合わせて勝ち点6を上積みする可能性は高い。それができれば最終勝ち点は18で、5位以内への躍進も十分に可能だ。

    ▶CL・EL全試合をWOWOWで独占生中継!

0