今夏にセスクが指揮官から離れることはない？インテル合意報道もコモの会長が断言

コモのセスク・ファブレガス監督は最近、インテルの監督に就任するような報じ方をされているが、クラブに留まる可能性が高いようだ。コモの会長は、インテルとの合意報道を強く否定。セスク監督がクラブの長期プロジェクトの中心であることを強調した。今季、セスク監督はピッチ内外でクラブの成長において重要な役割を果たし、昇格組のチームを10位フィニッシュに導いた。

今季、コモが格上を相手に善戦するのを助けたセスク監督の戦術は、ヨーロッパ各地のビッククラブから注目を集めている。最近ではレヴァークーゼンやライプツィヒなど、ブンデスリーガへの移籍が頻繁に噂されていた。そんな中、新たにアル・ヒラルの監督に就任すると報じられているシモーネ・インザーギ監督の後任として、セスク監督がインテルに加入するという憶測が強まっていた。

ただ、コモのスワルソ会長は「我々の旅路は長く、数シーズンに渡って続く。クラブを離れることのないセスク・ファブレガスを中心に展開されるんだ」と語り、この噂を一蹴した。

セスク監督はコモの会長と同じイベントに出席。コモで考えられているプロジェクトに絶大な信頼を寄せていることを明かした。

「私は本当にコモのプロジェクトを信じている。長期プロジェクトを考えて、このクラブでスタートしたんだ。1年や2年のプロジェクトが終わった後に、すべてが終わってしまうようなクラブでキャリアを終えたくない。私は本当にコモの長期プロジェクトを信じている。選手としてここに来て、今はとても、とても幸せだ。なぜなら、ここでは自分の望む方法で仕事ができるからね。我々は同じ目標、同じ野心を持っているんだ」

「会長は私が望む方法で、私が物事を見る方法で仕事をすることを許してくれる。幸いにも我々は同じビジョン、同じ目標を共有している。それは可能な限り高いところまで到達することだ。小さな街の小さなクラブ。我々はまだ小さなクラブだからね。本当に良いチームになったが、将来に向けて大きな、とても大きな野心を持っているんだ」

インテルは何としてもセスク監督を招聘しようとしているが、指揮官の発言は少なくとも2025-26シーズンはコモに留まることを示唆しているかもしれない。