インターコンチネンタルカップを制覇！アンチェロッティがレアル史上最も成功した監督に

レアル・マドリーは18日、FIFAインターコンチネンタルカップ決勝でパチューカと対戦。カルロ・アンチェロッティ監督が務めるレアル・マドリーは3-0で勝利し、15個目のトロフィーを獲得した。これによりアンチェロッティ監督は、2度の在任期間（2013-15年と2021年-現在）でチャンピオンズリーグ3回、ラ・リーガ2回、コパ・デル・レイ2回、スペイン・スーペルコパ2回、UEFAスーパーカップ3回、クラブワールドカップ2回、そしてインターコンチネンタルカップを制覇することになった。

近年、アンチェロッティ監督は、ヨーロッパサッカー最高峰の大会であるチャンピオンズリーグでレアル・マドリーを止められない存在として確立する上で重要な役割を果たしてきた。この権威ある大会での3度の優勝など15個のトロフィー獲得は、1959年と1960年から1974年まで9度のリーグタイトルと2度のヨーロッパカップを含む14個のトロフィーを獲得した故ミゲル・ムニョス氏の記録を超えることになった。

レアル・マドリーは、長年に渡るアンチェロッティ監督の戦術的才能と人心掌握術の恩恵を受けた唯一のクラブではない。レアル・マドリーでチャンピオンズリーグを3回制覇したのに加え、イタリア人指揮官はACミランでも2回トロフィーを獲得しており、合計5回の優勝で大会史上最も成功した監督として認められている。

レアル・マドリーはインターコンチネンタルカップ優勝から数日間の休養を取り、22日にリーグ戦でセビージャと対戦する。その結果次第ではクリスマスにラ・リーガの首位に立つ可能性がある。