Getty/GoalMark Doyle
C・ロナウドがついに選外!2018‐19シーズン前半戦の欧州ベストイレブンは?
Getty ImagesGK: アリソン
夏にリヴァプールに加入して以来、アリソンは2、3のミスを犯した。それでもブラジル人GKはマージ―サイドで大きなインパクトを残した。
大事な試合でビッグセーブを披露する彼の多大な貢献により、レッズのプレーは新次元に入った。アリソンがナポリ戦最後の瞬間に見せたセーブで、レッズをチャンピオンズリーグの決勝トーナメント進出を果たした。
もちろん、このポジションについて見ると、ヤン・オブラクやケパ・アリサバラガ、トーマス・ヴァクリーク、サミル・ハンダノヴィッチらも素晴らしい選手たちだ。だが誰もクリーンシートの数ではアリソンの13試合には及ばない。また背番号1を背負う者の中で彼を上回るセーブ率(81.08%)を記録した者もいなかった。
Getty ImagesRB: ジョアン・カンセロ
ジョアン・カンセロはバレンシアからのレンタルで渡ったミラノで昨シーズンを過ごし、昨夏にトリノへと移った。この移籍はインテルにとって損失、ユヴェントスにとっては大きな補強となった。
ネラッズーリはファイナンシャルフェアプレーの制約により、サン・シーロにこのポルトガル人をとどめておくことはできなかった。ビアンコネッリはそれを見逃さず、4,040万ユーロを投じてマッシミリアーノ・アッレグリの守備陣をさらに強化した。
同胞のクリスティアーノ・ロナウドが人々の注目をかっさらっているが、両サイドでプレーでき、移籍以来コンスタントに活躍しているカンセロは、右SBの補強としてユーヴェにとってはお買い得だった。
GettyCB: ヴィルヒル・ファン・ダイク
アンディ・ロバートソンは自身の成長について、リヴァプールでのチームメイト、ファン・ダイクとともにプレーする影響が大きいと語る。
この左SBも他の皆と同様、このオランダの巨人について語る言葉を使い果たしている。ファン・ダイクが2018年1月に記録更新となる7500万ポンドでアンフィールドに移籍して以来、レッズのディフェンスは様変わりしたように向上し、チームの運気さえ上げている。
様々な意見はあるだろうが、現在プレミアリーグの首位を走るリヴァプールは今シーズンわずか7失点しか喫していない。ファン・ダイクの空中戦の強さやゲームを読む眼、そして組み立ての技術が支えになっていることは間違いない。
Getty ImagesCB:カリドゥ・クリバリ
つい最近、ナポリと契約延長で合意し、クラブで最高額の選手になったと報じられたばかりだ。だがサン・パオロでこの地位にふさわしい選手は彼を除いていない。
セネガル人CBは、ユヴェントスを追走するパルテノペイの守備陣にとって再び重要な存在となっている。
事実、クリバリを見ていると、空中戦ではまず負けることはなく、マンチェスター・Uが昨夏1億ユーロを投じて彼を獲得しようと動いたのも理解できる。そしてその打診をアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が一笑に付したのも納得だ。
PAU BARRENALB:ジョルディ・アルバ
バルセロナがなぜこんなにも長期間新契約を結ばないか、ミステリーとなりつつある。現在29歳の彼は世界最高の左SBであることを証明している。
実際、アルバが見せるプレーの幅や、リオネル・メッシとの以心伝心ともいえる連携を見れば、このサイドバックがトップチームでのプレーに不可欠だということは明らかだ。
今シーズンすでに6アシストを記録しているアルバは絶好調だ。不和が囁かれるスペイン代表監督ルイス・エンリケも、この活躍を受け遅ればせながら彼を代表に呼ぶことを決めた。
GettyCMF: アラン
ジョルジーニョが夏にチェルシーに移籍したが、その不在を感じさせないほどにアランはナポリで強い影響力を持っている。
このMFは並外れたパサーであり、高い知性と素早い判断力を持つ。さらに守備面ではパルテノペイの守備陣の前で優れた仕事をこなしている。
アランは長らく過小評価されてきたが、特にナポリのチャンピオンズリーグでの戦い、リヴァプール戦、パリ・サンジェルマン戦で印象的なプレーを見せた。またブラジル代表にも選出され、2019年はさらなる飛躍が期待される。
GettyCMF: アクセル・ヴィツェル
ボルシア・ドルトムントは昨夏わずか2000万ユーロで獲得した。
欧州のフットボールファンの多くはこのベルギー代表MFの存在を忘れていたことだろう。彼は過去2シーズン、中国スーパーリーグの天津権健でプレーしていたからだ。だが彼は、自身がブンデスリーガの首位に立つBVBで中盤を支配できるだけの能力がある選手であることを、わずかな時間でクラブに気づかせた。
Getty ImagesRWG: リオネル・メッシ
ルカ・モドリッチがバロンドールに輝いたが、それでも世界中でリオネル・メッシ以上の選手は存在しない。ラ・リーガで首位に立つバルセロナで今季も並外れたパフォーマンスを披露し、そのことを人々に思い出させている。
No.10は今シーズンの全20試合で21ゴールを記録している。欧州の舞台ではわずか4試合で6得点を叩き込み、クラブをチャンピオンズリーグベスト16に導いた。
またメッシはここまで12アシストをマークしており、これは欧州5大リーグでトップの数字だ。キリアン・ムバッペ(16ゴール、8アシスト)やモハメド・サラー(14ゴール、5アシスト)といったトッププレーヤーもいるが、ベストの右WGはメッシ以外にはいない。
GettyOMF:マルコ・ロイス
彼の復活は、フットボールファンの誰もが待ち焦がれていた。29歳のMFは負傷に苦しんだ数シーズンを乗り越えたのだ。
彼は今シーズン前半戦ドイツ最高の選手だ。14ゴール7アシストを記録し、ボルシア・ドルトムントがブンデス首位に立つ助けとなっている。またアトレティコ・マドリーと同居したチャンピオンズリーグのグループリーグで首位通過を果たす原動力となった。
Getty ImagesLW: ネイマール
ネイマールは主要タイトルを勝ち取ったわけではない。だが今シーズンここまでセンセーショナルな活躍を見せていることは間違いない。
PSGのFWはパルク・デ・プランスでのCLリヴァプール戦で決定的な仕事を果たし、ここまで23得点に関与している。自身でも16ゴールを記録しており、この活躍によりクリスティアーノ・ロナウド(12ゴール7アシスト)やエデン・アザール(10ゴール9アシスト)を抑えて左WGに選出された。
Getty ImagesCF: ロベルト・レヴァンドフスキ
バイエルン・ミュンヘンは今シーズン前半、脆さを露呈した。だがその一方でロベルト・レヴァンドフスキ個人は持続して輝きを放っていた。
ポーランド代表FWはここまで全大会で22ゴール。欧州5大リーグでもトップスコアラーだ。
この活躍により、セリエAでトップに立つジェノアのクリストフ・ピアチェク(19試合19得点)を抑えてのベストイレブン選出となった。
Goal今季前半戦の欧州ベストチームは
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