ングモハは見事なフィニッシュについても口にしている。
「特に昨シーズンはアカデミーのコーチ陣はもちろん、トップチームのコーチたちまでもが常に『ファーポストを狙え、ファーポストを狙え』と言っていたんだ」
「実際にファーポストを狙えたのは信じられない…モー(サラー)がボールを流し、ドム(ソボスライ)が足の間を抜いた瞬間、1対1の状況だと悟って思い切り叩き込んだ。ファンの皆が僕の名前を叫ぶ声が聞こえた。まさに最高の瞬間だった」
「でも熱狂に浮かれ続けるわけにはいかない。結局のところ、練習場で同じフィニッシュを100回は決めているんだから、ファンの前で決めたからって特別なことじゃない。でももちろん、応援してくれるファンの前でできたのは、本当にクレイジーだ」
「僕は16歳だけど、年齢が理由で年上の選手とプレーできないなんて思われたくない。同世代だけでなく、何歳上の人たちとも渡り合えるって証明したいんだ。でもクラブにはいつも助けてくれる人たちがいて、僕は常に学び成長している。文句なんて言える立場じゃないよ」