ヨーロッパ5大リーグの1つ、ドイツ・ブンデスリーガ。2025-26シーズンはバイエルン・ミュンヘンの伊藤洋輝、フランクフルトに新天地を求めた堂安律、昨季ブレイクしたマインツの佐野海舟ら欧州主要リーグとしては最多となる9名の日本人選手が参戦する。
本記事では、ブンデスリーガ新シーズンを前に参戦する日本人選手を紹介する。
※2025年8月19日現在
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今すぐ登録ヨーロッパ5大リーグの1つ、ドイツ・ブンデスリーガ。2025-26シーズンはバイエルン・ミュンヘンの伊藤洋輝、フランクフルトに新天地を求めた堂安律、昨季ブレイクしたマインツの佐野海舟ら欧州主要リーグとしては最多となる9名の日本人選手が参戦する。
本記事では、ブンデスリーガ新シーズンを前に参戦する日本人選手を紹介する。
※2025年8月19日現在
Getty Imagesシュトゥットガルで頭角を現した伊藤は、昨夏にバイエルンに電撃移籍。しかし、プレシーズン中に中足骨骨折で出遅れると、長期離脱となり、新天地デビューは2月まで待たなければならなかった。その後、フランクフルト戦で移籍後初得点を挙げるなど、さらなる活躍が期待された矢先、再び離脱。最終的にリーグ優勝を成し遂げたチームの中でわずか公式戦8試合でしか出番を得られなかった。
巻き返しを誓う今季の伊藤だが、プレシーズン中もリハビリテーションを継続しており、ここまでプレシーズンマッチへの出場はなく、ブンデスリーガ開幕戦も欠場することが濃厚。ワールドカップに出場する日本代表DFの主力としても期待される伊藤が再びピッチ上で雄姿を見せることが待たれる。
Getty Images昨季フライブルクの主力として10得点をマークしてチームを5位フィニッシュに導いた堂安は今夏、3年間を過ごしたクラブを離れてステップアップに成功。過去に長谷部誠や鎌田大地が活躍したフランクフルトに日本人選手史上3番目に高額な2100万ユーロ(約36億円)で加入することが決定した。
堂安の新天地となったフランクフルトは昨季、ブンデスリーガ3位と躍進して今季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得。しかし、今夏にエースを務めきたエキティケを放出しており、攻撃陣を再形成して新シーズンに臨む。堂安は新FWブルカルトらとともに前線でどれだけのインパクトを残せるか注目だ。デビュー戦となったDFBポカール初戦エンガース戦でいきなり2得点を挙げており、活躍を約束するパフォーマンスを残している。
Getty Images清水エスパルスでデビューした鈴木は、U-23日本代表での活躍が評価されて2023年にフランスのストラスブールに期限付き移籍。完全移籍には至らなかったが、同年夏にデンマークのブレンビーに活躍の場を求めると、大成功を収める。特に昨季は主力に定着して公式戦13得点を記録した。さらに、昨年6月には日本代表デビューも飾っている。
そして今夏、鈴木はヨーロッパ5大リーグの1つブンデスリーガに挑戦することが決定。今夏のクラブ最高額1000万ユーロ(約17億円)で加入し、退団した堂安律に代わる攻撃陣の核になることが期待されている。昨季5位と躍進したチームは、今季ヨーロッパリーグにも参戦するため、鈴木にとっては初の欧州カップ戦の舞台となる。ドイツでもデンマーク同様の活躍を残すことができれば、ワールドカップイヤーでの日本代表定着も不可能ではない。
Getty Images鹿島アントラーズの中盤で重要な役割を担ってきた佐野。アジアカップなどでも日本代表に名を連ねた同選手は、昨夏にマインツから声が掛かり、欧州5大リーグの1つであるブンデスリーガに挑戦した。加入直前にはピッチ外での問題があり、さまざまな声も上がっていたが、ピッチ上で自身の価値を示すことに成功した。
マインツの選手の中でリーグ戦全34試合に先発し、最多となる3044分間をプレー。中盤でのボール奪取力や運動力の高さなどが高く評価され、チームの6位フィニッシュ&カンファレンスリーグ出場権獲得に大きく貢献した。中盤の相方アミリとの絶妙な連携なしでは今季のマインツの躍進は考えられない。指揮官ヘンリクセンから高い評価を受ける同選手は今季ドイツと欧州の舞台で再び輝きを放てるか。
Getty Images京都サンガF.C.からユース時代を過ごしてきた川崎は、2020年に19歳でファーストチームデビュー。以降、チームの中盤の主力として同年には12年ぶりとなるJ1昇格に貢献した。さらに、2023年からはチームキャプテンを務めて今季リーグ前半戦のチームの大躍進を支えてきた。また、2023年には日本代表に初招集されたが、デビューには至っていない。
この活躍を受け、川崎は今夏にマインツに移籍し、ブンデスリーガに挑戦することが決定。昨季マインツの中盤で大活躍した佐野海舟とチームメイトになり、さらにはポジション争いのライバルになる見込みだ。今季、チームはカンファレンスリーグに参戦するため、過密日程が予想されており、川崎はスカッドに厚みをもたらす選手として期待されている。1年間の期限付き移籍から完全移籍に移行されるかは、ピッチ上でのインパクト次第だ。
Getty Images2023年に湘南ベルマーレからブンデスリーガ2のホルシュタイン・キールに加入した町野。1年目からチームの主力として昇格に貢献し、昨季にブンデスリーガに初挑戦。開幕から得点を挙げ、リーグ戦11得点を記録したが、チームを降格から救うには至らなかった。しかし、この活躍が認められて同選手はボルシア・メンヒェングラートバッハにステップアップに成功した。
ドイツの名門ながら近年苦しい戦いの続くボルシア・メンヒェングラートバッハは今夏、昨季12得点を挙げたプレアが退団しており、町野がキールで見せた活躍を新天地で再現することが期待されている。しかし、日本代表FWはプレシーズン中に筋系トラブルを起こして出遅れており。開幕戦も欠場する見込み。早急にピッチに立って名門の再建に貢献できるか注目だ。
Getty Images神村学園から直接ドイツに渡った福田。名門ボルシア・メンヒェングラートバッハの門をたたき、ユースチームで実績を積んだ同選手は、2季前にファーストチームデビューを飾り、昨季のヴォルフスブルク戦で待望の初得点をマークした。しかし、この2年間でファーストチーム出場はわずかに11試合にとどまっており、定着には至っていない。
今季のボルシア・メンヒェングラートバッハは前線にホルシュタイン・キールから町野修斗を獲得。昨季16得点のクラインディーンストを中心に攻撃陣が形成される中、町野とのポジション争いが予想される福田に再びチャンスが訪れるだろうか。一方で、DFBポカール1回戦でベンチ入りしていないことから、今夏に期限付きで放出される可能性も報じられており、依然としてその動向には注目だ。
Getty Images横浜F・マリノスで活躍した藤田は、2023年夏にベルギーのシント=トロイデンに加入。2季にわたってチームの中盤を支え、昨季は残留争いに巻き込まれる苦しい1年を経験した。それでも、コンスタントに日本代表に選出される同選手は、遠藤航ら同様に同クラブからブンデスリーガにステップアップすることに成功した。
昨季ブンデスリーガに昇格して残留を決めたザンクトパウリは、今季も残留争いに巻き込まれる厳しいシーズンになることが予想される。そんなチームの中で藤田は主将アーバインらと中盤でプレーし、バイエルンやドルトムントといった強豪相手にどれだけのパフォーマンスを見せることができるか。DFBポカール1回戦で120分間出場するなど、早くから指揮官ブレシンの信頼を勝ち取ろうとしている。
Getty Imagesユース時代から過ごした鹿島アントラーズを経て2022年にユニオン・サン=ジロワーズに加入した町田。当初は出番を得られない難しい時期もあったが、一昨季前からDF陣の主力としてプレーし、カップ戦決勝で決勝点を決め、昨季には90年ぶりとなるクラブのプロリーグ優勝に貢献した。そして今夏、念願だったステップアップが決まり、ホッフェンハイムに加入した。
昨季のブンデスリーガで残留争いに巻き込まれたホッフェンハイムの守備陣はリーグワースト2位とテコ入れが必須で、町田が重要なピースとして活躍することが期待。左利きのセンターバックと希少性の高い同選手は、ブンデスリーガで確かなインパクトを残せるか。新天地デビューとなったDFBポカール1回戦では完封勝利に貢献しており、シーズンを通してチームの守備陣に安定感をもたらすことが期待されている。
DAZN2025-26シーズンのブンデスリーガは、ネット『DAZN』が全試合の独占ライブ配信が行う。また、ABEMAも毎節2試合を無料中継することが決定した。
昨季まで放送・配信を行っていたスカパー!や、その他のプラットフォームでの生中継は予定されていない。