多くのスター選手がプレーしているブンデスリーガ。近年では、若手の登竜門とも呼べるリーグとなっており、ドイツで活躍し、経験を積んだ後にイングランドやスペインのトップリーグへと羽ばたいている。
今回、『GOAL』では、ゴールキーパー(GK)にスポットライトを当て、『トランスファーマルクト』の市場価値の順で紹介。今、最もドイツで評価されているゴールキーパーは誰なのだろうか。
(C)Getty Images多くのスター選手がプレーしているブンデスリーガ。近年では、若手の登竜門とも呼べるリーグとなっており、ドイツで活躍し、経験を積んだ後にイングランドやスペインのトップリーグへと羽ばたいている。
今回、『GOAL』では、ゴールキーパー(GK)にスポットライトを当て、『トランスファーマルクト』の市場価値の順で紹介。今、最もドイツで評価されているゴールキーパーは誰なのだろうか。
(C)Getty Images年齢:33歳
市場価値:500万ユーロ
ブンデスリーガで長年活躍を続けるヤン・ゾマー。至近距離からのシュートにめっぽう強く、純粋なショットストッパーとしては世界でも屈指のGKだ。また、PKにも強く、スイス代表では名手ジョルジーニョのキックをストップした経験もある。
getty images年齢:27歳
市場価値:500万ユーロ
マインツの下部組織出身であるロビン・ツェントナー。フロリアン・ミュラー(現シュトゥットガルト)とのポジション争いを制し、現在はマインツの正GKとなった。安定したセービングが売りだが、過去には珍場面も。2017年11月のブンデスリーガ第11節ボルシアMG戦で、ビルドアップに関わっていたツェントナーはトラップ後、パスを送ろうと右足を丁寧に振ったが、見事に空振り。相手FWと競り合うこととなったが、最終的にはクリアして事なきを得た。
(C)Getty Images年齢:28歳
市場価値:550万ユーロ
加入4年目で正GKとなったマルク・フレッケン。適切なポジショニングと判断を活かした好守を見せており、2021-22シーズン前半戦にブレイク。10月にはオランダ代表から初招集を受け、ルイ・ファン・ハール監督からも高く評価されている。
Getty Images年齢:29歳
市場価値:600万ユーロ
2017年からビーレフェルトでプレーするシュテファン・オルテガ。2019-20シーズンには2部で全試合に出場し、ビーレフェルトの1部昇格に大きく貢献した。1部復帰後もビーレフェルトの守護神として君臨。ビルドアップにも長けたGKであり、バイエルンからセカンドキーパーとしてのオファーが過去にはあったという。
Getty年齢:32歳
市場価値:600万ユーロ
フランクフルトで頭角を現したルーカス・フラデツキー。同僚としてプレーした長谷部誠の信頼も得ていたが、ベルント・レノの後釜として2018年にレヴァークーゼンへと加わった。安定感があり、かつ手足の長さを生かしたビッグセーブが魅力。足と腕を大きく開く1対1での対応も秀逸だ。
(C)Getty Images年齢:31歳
市場価値:650万ユーロ
フランクフルトで頭角を現し、パリ・サンジェルマンに移籍後、2018年に再びフランクフルトに復帰した。一度当たりだすと止まらないビッグセーバーであり、ときに大金星にも貢献する働きを見せる。体を大きく見せる使い方はさすがで、ドイツが生み出したエリートGKの一人だ。
(C)Getty Images年齢:24歳
市場価値:800万ユーロ
マインツの下部組織出身だが、フライブルクを経て2021年夏にグレゴリー・コーベルの後釜としてシュトゥットガルトに加入した。1年目から守護神として堂々たるパフォーマンスを披露。また、2021年の東京オリンピックではドイツ代表のメンバーに選出され、グループステージ全試合に出場した。
(C)Getty Images年齢:31歳
市場価値:1100万ユーロ
ペテル・グラーチは2015年からライプツィヒでプレー。ライプツィヒのブンデスリーガでの躍進を初期から知る選手だ。安定したセービングに加え、近年は足元の技術も向上。より現代型のキーパーに進化している。ライプツィヒのキャプテンを務めており、比較的若いチームの中でチームをけん引する働きを見せている。
Getty年齢:35歳
市場価値:1400万ユーロ
世界最高のGKの一人であるマヌエル・ノイアー。ドイツ代表やジョゼップ・グアルディオラ政権のバイエルンでは、“スイーパー・キーパー”という新たな役割を担ったことでも注目を集めた。負傷後パフォーマンスの低下を指摘されていたが、近年フォームを取り戻して再びゴールキーパーのトップランナーに。すでにベテランに差し掛かっているものの、衰えは感じさせない。
Getty Images年齢:29歳
市場価値:1400万ユーロ
2015年にヴォルフスブルクへと加入したカステールス。2017-18シーズンから、ポジションを争っていたディエゴ・ベナリオが移籍したことで、チームの正ゴールキーパーとして定着した。2メートル近い長身で手足が長く、同胞のティボー・クルトワと似たタイプのGKだ。ビルドアップの能力も高く、最後方からチームの攻撃も手助けする。
Getty