9連勝中のバルセロナ、テア・シュテーゲンが部分練習に復帰。今月中に試合出場も？

32歳のテア・シュテーゲンは昨年9月以来、膝の腱断裂により離脱していたが、復帰に近づいている。ドイツ代表GKの復帰は、バルセロナのハンジ・フリック監督にとって大きな後押しとなるだろう。同選手が「グループ練習の一部」に参加できたことをバルセロナが確認している。

バルセロナは公式サイトで「今日は笑顔になるべき理由があった。なぜなら、負傷により半年間プレーから遠ざかっていたゴールキーパーのテア・シュテーゲンが、グループ練習の一部に参加することができたからだ」と伝えている。

テア・シュテーゲンは間違いなく世界屈指のキーパーの一人だ。とはいえ現在、チャンピオンズリーグ、リーガ・エスパニョーラ、国王杯で優勝を争っているバルセロナは、彼抜きでも十分に戦えている。しかし、彼が復帰すればさらなる後押しとなるだろう。『ムンド・デポルティーボ』によると、バルセロナはキャプテンの復帰予定日を4月末と想定している。

テア・シュテーゲンが離脱しているバルセロナでは現在、昨年10月に現役復帰を果たして加入したヴォイチェフ・シュチェスニーが今年からレギュラーを務め、ハイパフォーマンスを披露。リーグ9連勝で首位を走るなど好調の中、主将の復帰はさらなる後押しとなるとともに、守護神争いにも注目が集まりそうだ。