Getty Images Sportバイエルンは火曜日、アルファメガ・スタジアムでのチャンピオンズリーグ第2節でパフォスと対戦。ハリー・ケインの2得点に加え、ラファエル・ゲレイロ、ニコラス・ジャクソン、マイケル・オリーセも得点を挙げ、5-1の大勝を収めた。パフォスは前半終了間際にミスラフ・オルシッチが1点を返したが、それ以上の反撃はなかった。ヴァンサン・コンパニ監督率いるバイエルンは今季9試合全勝、35得点8失点という圧倒的な成績を残している。バイエルンがこのような連勝を記録したのは、ユップ・ハインケス監督の下で3冠を達成した2012-13シーズン以来のことである。
指揮官としてのコンパニの変貌は驚くべきものだ。彼が昨季、プレミアリーグから降格したバーンリーからドイツの強豪に加入した際、多くの疑問の声が上がった。しかし初年度、バイエルンは93得点・リーグ戦わずか2敗でブンデスリーガ優勝を勝ち取った。他の主要タイトルは逃したものの、これは今後の前兆だった。今シーズンは公式戦9戦で全勝と、今のところ止められない勢いだ。
Getty Images Sport勝利後、キャプテンのキミッヒはバイエルンの好調について、絶え間ない努力の賜物だと語った。
「僕たちが好成績を収め、この流れに乗っているのは偶然ではない」
「3日ごとに基本練習をこなす。自分たちの原則を遂行できるように取り組んでいるんだ。それに多くの努力を注いでいる。現時点では、全員が機能し、準備万端であるよう非常にうまくやっている。これは非常に貴重な財産だ」
またドイツ人選手はチームの結束力を称賛し、練習場が試合同様の競争環境であることを明かした。
「出場機会が少ない選手たちでさえ、毎日必死に追い込み、命がけで取り組んでいる。これが高いチームレベルを維持している。全員がエゴを捨てている。全員が必要なんだ」
Getty Images Sportリーグ首位チームの次の試練は、土曜日に開催されるアイントラハト・フランクフルトとの一戦だ。コンパニは地に足をつけた姿勢を保ちつつも、チームが今シーズンに達成し得る歴史的偉業を十分に認識しているだろう。
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