バイエルン、ルイス・ディアスに5年契約オファーへ？ バルセロナと争奪戦か

ジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルク氏によると、バイエルンはリヴァプールのルイス・ディアスに対し、2029年または2030年までの長期契約を提示する用意があるという。

ディアスは適切なオファーが提示されれば今夏にアンフィールドを離れる可能性があるとみられている。また、バイエルンからの具体的な関心も認識。ただし、現時点ではバイエルンとディアスの間で合意は成立しておらず、バイエルンとリヴァプール間の正式な交渉も開始されていない。以前にアプローチを断ったものの、リヴァプールはディアスを売却する可能性を依然として残している。ただし、選手との契約が2027年まで残っているため、クラブは7000～8000万ユーロ（約120億～138億円）程度のオファーが提示された場合のみ売却を検討する方針だ。

金曜日の早い段階で、『BILD』はバイエルンが5200万ユーロの最初のオファーを提示したが、これはリヴァプールの評価額6800万ポンドを大幅に下回るものだったと報じた。ヴァンサン・コンパニ率いるチームは、フロリアン・ヴィルツの獲得競争でリヴァプールに敗れるなど、今夏は厳しい状況が続いている。彼らはシュトゥットガルトの若手選手であるニック・ヴォルテマーデの獲得に向けた4000万ユーロのオファーも拒否されたとされている。しかし、移籍市場が閉まるまでまだ約2カ月あるため、バイエルンはまだ夏の補強成功に希望を抱くことができる。最近ではエベレチ・エゼ、シャビ・シモンズ、クリストファー・エンクンクなど、攻撃陣の強化に向けた名前が浮上している。

28歳のルイス・ディアスの将来は、まだ不透明なまま。バイエルンから興味を示されている一方、バルセロナも特にアスレティック・ビルバオからニコ・ウィリアムズを獲得できなかったことを受け、左ウイングの獲得に力を入れていると報じられている。報道によると、ディアスはウィリアムズ同様、サラリーキャップ制に頭を悩ませているカタルーニャのクラブに登録保証を提供するよう求めている模様だ。