nicolas jackson bayerngetty

ジャクソンは完全移籍をしない?バイエルン首脳陣がローン移籍の条項を明かす「それは決して起こらない!」

  • バイエルン首脳陣はジャクソンの完全移籍の可能性が低いと確認
  • 移籍期限最終日にバイエルンにローンで加入
  • チェルシーで立場を失った
  • チェルシーのエンツォ・マレスカ監督の下で不遇をかこっていたニコラス・ジャクソンは、今夏の間ずっと移籍が取り沙汰されていた。そして移籍市場終盤になり、彼がバイエルンにローン契約する取引がようやく合意に到達した。

    この移籍はリアム・デラップのハムストリング負傷を受け、チェルシーが難色を示したため破綻寸前となった。ジャクソンとその代理人は一度ミュンヘンに到着していたが、ロンドンに戻るよう命じられた。だが、最終的にはチェルシーがサンダーランドへのローン移籍からマルク・ギウを呼び戻したため、移籍が実現した。

  • 広告
  • FBL-BAYERN MUNICH-EXHIBITIONAFP

    多くの人がバイエルンへの移籍によってジャクソンとチェルシーの関係は終わったと考えられていたが、ウリ・ヘーネス名誉会長は来夏のストライカーの完全移籍を阻む契約条項を明かし、それが満たされる可能性は低いと語った。
  • へーネス会長は『Sport1 Dopa』の取材に対し、「選手と代理人が300万ユーロ(5億2000万円)を負担するので、我々は1350万ユーロ(約23億4000万円)のローン料を支払う。完全移籍は絶対にない。それは彼が先発で40試合に出場した場合のみ起こるが、決して起こらないだろう」と述べた。

  • Nicolas Jackson Chelsea 2025Getty Images

    現在、ジャクソンはキャリア復活を目指してバイエルンのヴァンサン・コンパニ監督にインパクトを与えることに集中している。セネガル代表FWは、9月13日のハンブルガーSVとの試合でバイエルンデビューを飾る可能性がある。