好調なシーズンを楽しんだばかりのアーセナルだが、チャンピオンズリーグ挑戦へ向けてこの夏の間にやるべきことはたくさんある。そのうちの1つが移籍市場での補強であり、ミケル・アルテタも多額の出費を覚悟してチームを強化する決意を固めている。
今回は『GOAL』のアーセナル番記者チャールズ・ワッツが、ノース・ロンドンに到着する可能性のある10人の候補を紹介する。
GOAL好調なシーズンを楽しんだばかりのアーセナルだが、チャンピオンズリーグ挑戦へ向けてこの夏の間にやるべきことはたくさんある。そのうちの1つが移籍市場での補強であり、ミケル・アルテタも多額の出費を覚悟してチームを強化する決意を固めている。
今回は『GOAL』のアーセナル番記者チャールズ・ワッツが、ノース・ロンドンに到着する可能性のある10人の候補を紹介する。
Gettyウェストハム主将の獲得に動き、実現のためにすでに舞台裏で動き回っていることは周知の事実だ。ライス本人はアーセナルへの移籍に前向きとされている。しかし、だからといって獲得が保証されているわけではない。
このイングランド代表には多数のメガクラブが関心を寄せている。そして、ウェストハムは1億ポンドを要求し、争奪戦でさらなる価格高騰を期待しているだろう。アーセナルのこれまでの史上最高額は2019年にニコラ・ペペで、7200万ポンド。記録更新は間違いない。入札合戦で勝機があるかは定かではないが、挑戦することは確かだ。
Getty1月にも懸命にプッシュしたが、2つのオファーが拒否されて失敗。引き続き関心を継続しているものの、ライスと同時に獲得できるかは不明である。中盤の再構築を目指し両方狙っているが、どちらか一方になる可能性も高い。
カイセドは1月にブライトンと新契約を結んでいる。しかしロベルト・デ・ゼルビが明かしたように、おそらく今夏の移籍は確実だろう。
Getty今夏のフリー移籍の可能性について、すでに代理人と交渉がスタート。マンチェスター・シティは契約延長へトライしているが、失敗すればこの実力者はタダで獲得が可能になる。
ギュンドアン争奪戦において、現時点でリードしているのはバルセロナだ。しかしアーセナルは、プレミアリーグにとどまるように説得を試みている。もし実現すれば、グラニト・ジャカの理想的で安価な後継者になるだろう。
Getty他のプレミアリーグ強豪と同様に、アーセナルもマウントを注意深く見守っている。チェルシーと新契約は結ばず退団がますます現実味を帯びているが、アーセナル移籍の可能性についてすでに話し合いも始まった。
しかしマンチェスター・ユナイテッドやリヴァプールなど、争奪戦は困難を極めている。チェルシーの評価額は7000万ポンドだが、アーセナルに支払う体力は残っていないかもしれない。
Getty Images今夏に守備陣強化のために右サイドバックを狙っている。様々なオプションを検討する中、今季素晴らしい活躍を見せたボエもターゲットになった。ガラタサライは退団を容認する姿勢を見せており、アーセナルを含む様々なクラブとの交渉を望んでいる模様。評価額は2000万ポンド以上だが、それを許容するかは不明だ。
Gettyもう1人の右サイドバックのオプション。1月にも獲得に興味を持っており、エドゥSDは関係者らと会談を行っている。この時は最終的にバジャドリーに残留することが最善だと判断されたが、関心は継続中だ。チャンピオンズリーグ挑戦を考慮し、再びトライする可能性は高い。
Getty Imagesブカヨ・サカの負担を軽減して競争をもたらす右ウインガーの獲得は、アーセナルに課せられた課題の1つ。ディアビは長年追いかけてきた選手だ。だが、現在までにレヴァークーゼンと具体的な話し合いはなく、今夏もトライするかは不明。仮に交渉をスタートしたとしても、多額の資金は必要だ。
(C)Getty Images昨夏リーズから退団する際、熱心に勧誘を実施。最終的に本人の意志がバルセロナにあり、獲得は逃している。
しかし、バルセロナはリオネル・メッシ復帰のためにも選手売却が必要な状況。確かに可能性としては残留の方が高いだろう。だが仮に彼の放出で資金調達を試みる場合、アーセナルが候補となるのは不思議ではない。
Gettyロブ・ホールディング退団の可能性もあるため、アーセナルはセンターバックも探している。そして、2021年のパレス加入から目覚ましい成長を続けるグエイに関心を持ち続けている。だが契約が3年残っていることを考えると、安価での獲得は困難だ。
Gettyジェズス、ジンチェンコを放出したマンチェスター・Cが、再びアーセナルに選手を売却するだろうか? 彼らの影響を考えると実現はなさそうだが、適正価格が届けば可能性はゼロじゃない。
アルテタは、昨季途中からバイエルンへレンタルされたポルトガル代表DFの大ファンであるという。もしマンチェスター・C側が売却先を探すのであれば、手を挙げる可能性はある。