GOALアーセナルは、プレミアリーグ第32節でブレントフォードと1-1で引き分けた。
チャンピオンズリーグ準々決勝の間に挟まれた今回の一戦。アーセナルは大一番を考慮してローテーションを採用した中、61分にデクラン・ライスの見事な速攻からトーマス・パーティが豪快に叩き込んで先制点を手にする。しかし74分、CKの流れからヨアネ・ウィッサの同点弾を許し、そのまま追いつけずに1-1のドローに終わった。
これで首位リヴァプールとの差が最大「13」まで広がる可能性があり、来週にも優勝が決まる可能性があるなど、タイトルの夢が絶望的となったアーセナル。この一戦に出場した選手・監督を採点する。
AFPダビド・ラヤ(7/10)
前半は見事なセーブで失点を防ぎ、先制ゴールに繋がるパスの判断は見事だった。
トーマス・パーティ(8/10)
不慣れな右サイドバックだったが、積極的な攻撃参加を見せ、それがゴールという形で実った。
ウィリアン・サリバ(7/10)
対人守備では圧倒的だったが、唯一空中戦で敗れたシーンが失点に繋がる形に。素晴らしいパスでアシスト寸前の場面も。
ヤクブ・キヴィオル(6/10)
よくも悪くも目立たず堅実だったが、クリーンシートを逃したのは悔やまれるところ。
キーラン・ティアニー(6/10)
エンベウモにうまく対処していたが、60分すぎに交代に。
AFPジョルジーニョ(6/10)
最多68本のパスを通すなど攻撃を支えたが、ファイナルフェーズでのパスは少なかった。終盤には負傷することに。
デクラン・ライス(7/10)
この試合では攻撃のタクトを振るうことになると、力強いランでゴールをお膳立て。
オレクサンドル・ジンチェンコ(5/10)
前半良いシュートはあったが、効果的だったシーンはあまりなし。ウーデゴールとの交代を余儀なくされた。
Getty Images Sportイーサン・ヌワネリ(5/10)
序盤に積極的に仕掛け、オフサイドになったが素晴らしいクロスを送った。しかし徐々に試合から消えていき、60分で交代に。
レアンドロ・トロサール(5/10)
シュートは数本あったが、ほとんどGKを脅かすことができず。珍しく最後まで苦しんだ。
ガブリエウ・マルティネッリ(4/10)
決勝点を狙うシーンで尻餅をついてしまったのがこの日の彼を象徴する。チャンスをもらったものの、ほぼ活かすことができなかった。
Getty Images Sportブカヨ・サカ(5/10)
終盤に勝ち越しの可能性もあったが、冷静になるまでに時間を要してしまった。
マルティン・ウーデゴール(6/10)
ラスト30分で何度かチャンスを作ったものの、最終的に結果を変えることはできず。
マイルズ・ルイス＝スケリー(6/10)
失点前のクロスのシーンでは、トロサールとの連携がうまくいかず。それ以外はいつも通りのプレーだった。
ユリエン・ティンバー(5/10)
失点シーンでもう少し体を張りたかった。
ミケル・メリーノ(N/A)
出場時間が短いため採点なし。
ミケル・アルテタ(4/10)
リヴァプールとの勝ち点差、さらにレアル・マドリー戦を見据えて主力をベンチに置いたようだが、この試合の結果としては裏目に出る形に。今季もプレミアリーグのトロフィーはお預けとなりそうだ。
