アーセナルがシェシュコ獲得を断念？アルテタは新たなストライカー探しを継続

アーセナルは今夏、ストライカーの補強としてベンヤミン・シェシュコを第一ターゲットとしており、彼との契約成立が近づいているように見えていた。ミケル・アルテタ監督も長い間シェシュコを高く評価していた。ただ、『サン』によると、選手との交渉は彼の給与要求で停滞。また、クラブはシェシュコが契約解除条項も要求していることに不満を抱いているようだ。アーセナルはシェシュコの獲得を諦めてはいないが、関係する全ての当事者間には依然として距離がある模様だ。

シェシュコの給与要求を飲むことができない場合、アーセナルはスポルティングのヴィクトル・ギェケレシュに目を向ける可能性がある。アーセナルはギェケレシュにも関心を寄せているが、シェシュコを優先していることからまだ真剣なアプローチはしていない。アーセナルはまた、スポルティングが高すぎる価格を要求していると考えており、移籍金が大幅に下がることを確認してから動く必要ことになるだろう。シェシュコやギェケレシュへの移籍が実現しない場合、アストン・ビラのオリー・ワトキンスが候補となるようだ。

アーセナルは今夏、最初の獲得を間もなく発表する予定で、スペイン人のマルティン・スビメンディがほぼ確定しているとのこと。アーセナルはまた、チェルシーのケパ・アリサバラガをバックアップゴールキーパーとして獲得することも噂されている。レアル・マドリーのロドリゴへの大型移籍は現在のところ単なる噂に留まっている。

スポーツディレクターのアンドレア・ベルタ氏には、プレシーズンに向けてスカッドを準備するための多くの作業が残されている。多数の新規獲得を目指す中、不要と考えられる多くの選手を放出しないといけない。トーマス・パーティはフリー移籍での退団に近づきつつあり、レイス・ネルソン、アルベール・サンビ・ロコンガ、ファビオ・ビエイラの将来は宙に浮いたままだ。