「今年はアーセナルがナンバーワンだ！」サラー、今季プレミアの優勝候補にガナーズを推す理由は？

2025-26シーズンが開幕して間もないが、リヴァプールのモハメド・サラーはすでにライバルであるアーセナルが今シーズンのリーグを制する最有力候補だと主張している。プレミアリーグ王者のリヴァプールは、今週末にアンフィールドでそのアーセナルを迎える。このサラーの言葉は「心理戦」とも解釈できるかもしれないが、同選手はガナーズが今シーズン遂に優勝できると考える理由を明かした。

アーセナルはプレミアリーグで3年連続の準優勝に終わった後、2019年12月以来指揮を執っているアルテタが優勝に導けないことについて多くの声が上がっている。 しかし、サラーはアーセナルがこのタイトルレースで有利であると主張しており、その理由は長い間、維持されてきたコアメンバーと十分な経験を積んだ監督によるものだと語る。

アーセナルは夏にチームを的確に強化し、かけていたピースを補うことに成功した。マルティン・スビメンディ、クリスティアン・モスケラ、ビクトル・ギェケレシュ、そして最近ではエベレチ・エゼなどの獲得に約2億7,000万ポンド（約539億4000万円）を投じている。

サラーはイギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューを受けると、話題は今週末に行われるリヴァプールvsアーセナルの一戦に。インタビュアーが「日曜日に優勝候補と対戦するなんて…」と冗談交じりに言うと、サラーはこれに対して以下のように返答した。

「ええ…（笑）あのチームについては何度か話してきた。今日もそうだし、PFAアワードでも言ったが、彼らは優勝候補だ。なぜなら、彼らは5、6年間一緒にプレーしてきたチームで、互いのプレースタイルを理解している。そして、そこには5、6年指揮してきた監督もいる。それだけ長く一緒にいれば、互いのプレーを知っているため、楽になる。しかし、僕らリヴァプールやマンチェスター・シティのように多くの選手を入れ替えることが多いチームは、それが難しいこともある。しかし、それでもジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるチームは常に優勝候補だ。ただ、僕の意見では、今年はアーセナルがナンバーワンだよ」

今年5月に2度目のプレミアリーグ優勝を果たしたサラーは、今季少なくとももう1シーズン、アルネ・スロット監督の攻撃陣のリーダーとして期待される。これは、ウーゴ・エキティケとフロリアン・ヴィルツ、加入が噂されるアレクサンダー・イサクがいても、変わらない。