アーセナルに大きな痛手！ガブリエルがハムストリングの手術を受けてシーズンの残りを欠場

アーセナルのガブリエル・マガリャンイスは水曜日、フルハム戦の勝利で早々に交代を余儀なくされていたが、ガナーズの最悪の懸念が現実となった。ガブリエルはハムストリングの問題で手術が必要となり、2024-25シーズンの残りの試合には出場しない。このニュースはアーセナルのレアル・マドリー戦のチャンピオンズリーグ準々決勝を前に発表され、ミケル・アルテタ監督にとって大きな痛手となる。

クラブは声明を発表した。

「火曜日のフルハム戦で交代したことに関連し、ガブリエル・マガリャンイスがハムストリング損傷を負い、手術が必要であることを確認した。ガビは数日中にハムストリングの手術を受け、すぐにリカバリーとリハビリプログラムを開始し、来シーズン開始に向けて準備することを目指す。クラブの全員がガビを全力でサポートし、できるだけ早く完全な状態に戻れるよう尽力する」

ガブリエルは今シーズン、アーセナルで最も安定したパフォーマンスを見せる選手の一人で、ウィリアム・サリバとの堅固なパートナーシップを形成してきた。シーズン序盤に膝の怪我に苦しみ、10月と12月に試合を欠場したにもかかわらず、今シーズンのプレミアリーグ30試合中28試合にスタメン出場している。

彼の影響力は、アーセナルの守備の成功に不可欠で、クラブは現在リーグ最高の守備記録を保持。これまでに失点はわずか25ゴールだ。シーズンの現段階でこのような重要な選手を失うことは、チームのヨーロッパでの野望に大きな痛手となる。

ガブリエルの不在により、アーセナルのディフェンスの怪我人リストはさらに増え、アルテタ監督は重要な連戦を前に選手起用の頭痛の種を抱えることになる。リカルド・カラフィオーリはすでに離脱しており、先月イタリア代表との国際試合中に負傷して以来、数週間の離脱が予想されている。冨安健洋は2月の膝手術後、来年までの復帰は見込まれていない。

また、長期離脱から最近復帰したユリアン・ティンバーもフルハム戦で交代を余儀なくされ、アーセナルの守備の層の薄さについてさらなる懸念が生じている。

複数の主力DFが不在の中、アルテタ監督は今後の試合に向けて守備ラインを再編成し、ヤクブ・キヴィオル、ベン・ホワイト、オレクサンドル・ジンチェンコなどの起用可能なオプションに頼ってギャップを埋める必要がある。彼らは次の土曜日にグディソン・パークでエヴァートンと対戦するが、さらに大きなテストはわずか3日後に訪れる。ガナーズはチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦でエミレーツ・スタジアムにレアル・マドリーをホームに迎える。