公式戦4連敗中のリヴァプール、スロット監督「4連敗しようが…」

アルネ・スロット監督とリヴァプールは、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、ガラタサライ、クリスタル・パレスに敗れ、公式戦4連敗という不振の渦中にいる。リヴァプールは水曜日のチャンピオンズリーグ、アイントラハト・フランクフルト戦でこの不振を食い止めたいところだ。だが、この試合ではライアン・フラーフェンベルフの不在を余儀なくされる。今季スロット監督の下でほぼ全試合に出場してきたオランダ人選手は負傷により戦列を離れ、スロット監督は彼の不在が懸念材料だと認めている。その理由は、彼が守備陣を保護する能力に長けているからだ。

彼はチームのチャンピオンズリーグ戦を前に記者団にこう語った。

「週末の試合で彼を交代させざるを得なかった。皆が目にしていた通り、少し足を引きずっていたからだ。残念ながら、彼は明日の試合に出場できる状態ではない。これはすでに、私が確実に1人の選手を変更しなければならないことを意味する。そして彼がいないことは、他の選手たちにも影響を与えるかもしれない。なぜなら、彼は我々のチームにおいて非常に特別な資質を持っているからだ。例えばボーンマス戦やコミュニティ・シールドで見たように、常に我々のバック4を守ってくれる選手がいなくなったことで、少し物足りなさを感じた。ライアンはフランクフルト戦には出場できないが、週末には復帰できることを願っている。だが足首の負傷なので、様子を見つつ時間をかけ、フランクフルト戦後に状態を確認する必要がある」

「ユナイテッド戦前に言った通り、次の試合で勝つか負けるかは問題ではない。リヴァプールでプレーし、このユニフォームを着る者の目標は、すべての試合に勝つことだ。だから、シーズン開幕時に7連勝したなら、次の3試合も勝ちたいと思う。だが我々はそうできなかった。そしてここ4試合を落とした。だからこそ今、リヴァプールが再び勝利する姿を見たいのは当然だ。だがそれは4連敗した時も4連勝した時も変わらない――リヴァプールでプレーする者なら当然求められることなのだ」

アイントラハト・フランクフルトは、今季チャンピオンズリーグで波のあるスタートを切っている。ガラタサライを5-1で粉砕したが、続くアトレティコ・マドリー戦では5-1で惨敗した。リヴァプールが最近苦戦しているにもかかわらず、ディノ・トップメラー監督は水曜日の対戦相手の脅威を警戒しており、スロット監督率いるチームが最近の結果に不運に見舞われていると感じている。

彼はTNTスポーツにこう語った。

「好調・不調の問題ではない。結果と試合内容をより深く分析する必要がある。よく見れば、彼らは全試合でより優れたチームだった。週末の試合でもより大きな得点チャンスがあった。多くの局面で非常に不運だった」

「ガクポは3度ポストを叩いたと思う。つまり、我々はこのチームの質を認識しているが、同時に我々にも脅威となる可能性が存在する。明日の試合では、この観客の前でスタジアムのエネルギーを味方につけたい。ここで戦うのはどの相手にとっても容易ではない。我々はイングランド王者との対戦を楽しみにしている」

リヴァプールのフランクフルト遠征は早くも問題に見舞われた。チームの飛行機が「技術的問題」により遅延し、チームが到着が遅れたため、スロット監督の試合前記者会見は中止を余儀なくされた。これはスロット監督にとってさらなる難題だ。チャンピオンズリーグのアウェイ戦績は振るわず、過去9試合で勝利（4勝）より敗戦（5敗）が多く、今回の敗北で1953年9月の5連敗以来の最悪記録に並ぶことになる。