レアル行きは拒否の見込み！新契約合意でデイヴィスがバイエルン残留へ

『The Athletic』によると、今夏でバイエルンと契約が切れるアルフォンソ・デイヴィスをレアル・マドリーはフリー移籍で獲得を狙っていたものの、デイヴィスはドイツでのキャリアを継続する見込みとなった模様だ。4年契約の提示について、バイエルンとデイヴィスの期待値の差は僅かとなっている。

2025年の契約満了を見据え、レアル・マドリーは長らくデイヴィスに関心を示していたが、獲得は失敗に終わりそうだ。金曜日早くにデイヴィスとの交渉について移籍担当チーフのマックス・エベル氏が「忍耐は私の長所ではない」と警告していたため、バイエルンサポーターにとっては今回の知らせは安堵のニュースとなる。デイヴィスは、世界最高の左サイドバックの一人として確立した7年間のミュンヘン滞在を延長することになるようだ。

エベル氏はデイヴィスの契約状況について見解を明かしている。

「忍耐は私の長所ではないが、私たちは事実に基づいて行動しようとしている。報道や憶測を見ているよ。『契約が破談になり、また近づき、また破談になった』とね。すべての関係者、クラブとエージェントは、選手にとって良い契約を締結しようとしている。私たちは話し合いを通じて歩み寄ろうとしており、それは過去数週間、数ヶ月行ってきたことだ。話し合いは良好かつオープンで、議論はその一部だよ」

デイヴィスを逃すことは、フリー移籍で世界最高の才能を獲得しようとしていたレアル・マドリーにとっては打撃となる。キリアン・エンバペは昨夏パリ・サンジェルマンとの契約終了時にラ・リーガチャンピオンと契約し、リヴァプールのトレント・アレクサンダー＝アーノルドも2025年に同様の形でレアル・マドリーと契約すると広く予想されている。だが、バイエルンの左サイドバックの獲得は失敗しそうとのこと。彼の当面の焦点は、今シーズン、レヴァークーゼンからブンデスリーガのタイトルを奪還することになるだろう。