パリ・サンジェルマン(PSG)のチャンピオンズリーグ決勝でインテルを破ったスターティングメンバーから9選手が男子バロンドールにノミネートされた。これは完全に妥当な選択だ。唯一の疑問は、なぜウィリアン・パチョとマルキーニョスが除外されたという点だ。
パチョはパルク・デ・プランスでの初シーズンで絶賛される活躍を見せた。守備、空中戦、ボールコントロールの全てで圧倒的な存在感を示した。そのため、ヴィニシウスやジュード・ベリンガムが、パチョよりも高い評価を受けているのは奇妙だ。特に、彼らは目立ったタイトルを獲得しておらず、自身の基準からしても平凡なシーズンを送ったのに。
マルキーニョスの選出漏れはさらに馬鹿げている。2013年にパルク・デ・プランスに加入し、パリ・サンジェルマンで最も苦労を経験したブラジル人センターバックはついにチャンピオンズリーグのメダルを手にした。約束の地へ導く上で決定的な役割を果たし、彼の規律ある守備と優れたパス配給(昨シーズンのチャンピオンズリーグで最も多くのパスを成功させたディフェンダー)もまた、その功績を裏付けている。
したがって、歴史を刻んだ3冠チームのエレガントなキャプテンが、その貢献が単に値するだけでなく、要求されていた認識を得ていないことは、驚くべきことだ。