イサクのアーセナル移籍の可能性は？イングランド代表OBが1月の移籍は実現しないと警告

アーセナルは2シーズン連続でプレミアリーグのタイトルをわずかの差で逃したことで、近年はさらなる攻撃面の強化を求めることに。現在、クラブはカイ・ハヴァーツとガブリエル・ジェズスといったFW陣を擁しているが、ミケル・アルテタ監督は補強を望んでいると伝えられている。

アーセナルは最近、国内のライバルであるニューカッスルからスウェーデン代表のアレクサンダー・イサクの獲得を目指していると伝えられている。しかし、彼には多額の移籍がかかるとされ、イングランド代表OBのナイジェル・ウィンターバーン氏は2024-25シーズンの途中でその金額が支出されることはないと考えているようだ。

ウィンターバーン氏は『William Hill』と『GOAL』の提携で行ったインタビューで、アーセナルが間もなく新たなゴールスコアラーを迎えるかという質問に回答した。

「今シーズンはそれは起こらないと思うよ。1月での移籍は見込めない。常に大きな議論がある。アーセナルは純粋なゴールゲッターが欲しいのか？おそらく、それはYESだ。だが、欲を言えば、それはチームが目指しているスタイルに合う選手に限る。我々は皆、『ゴールスコアラーを獲得すれば、大幅に勝ち点を積み重ねられる』という考えに飛びつく。ただ、実際にはそれは分からないし、推測に過ぎないんだ。それが助けになると信じている。難しい問題だよ。もしそのような検討をするのであれば、それは来シーズンになるだろう。様子を見ようじゃないか」

ウィンターバーン氏は、現時点でアーセナルが新たなナンバー9を必要としているとは考えていないとのこと。それ以上に負傷した選手たちがピッチに戻ることの方が重要だと考えているようだ。

「現在のアーセナルの問題は、多くの負傷者を抱えているという事実だ。それらの負傷により、現代のゲームで言うところのベンチからの影響力を与える機会が減っている。現在可能な交代の数を考えると、それはスターティングイレブンと同じくらい重要なんだ」

「アーセナルについては、夏に守備を強化したにもかかわらず、実際の問題はすべて守備面にあったことがわかる。（マルティン）ウーデゴールが離脱していたし、今は（ブカヨ）サカも離脱している。この2人は重要な選手だ。だが、それでも厳しい状況だ。（トーマス）パーテイは多くの試合で右バックに移動せざるを得なかった。彼は中盤で影響力のある選手だったのに。常にスカッドとフォーメーションを微調整しなければならない。その安定性が失われていっていると思うね。アーセナルが彼らの言う大型ストライカーを獲得する日まで、アーセナルサポーターだけでなく、誰もが議論し続けるだろう。それが実現するかどうか、私にはわからないがね」

現在アーセナルはプレミアリーグで2位につけているが、首位リヴァプールとは勝ち点差で6ポイントの差がある。次のプレミアリーグではトッテナムとのノースロンドンダービーが控えているが、その前にFAカップ3回戦で宿敵マンチェスター・ユナイテッドと対戦する予定だ。